NHK名古屋放送局
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![]() NHK名古屋放送局 | |
所在地 | 〒461-8725 |
---|---|
総合テレビ | |
開局日 | 1954年3月1日 |
放送対象地域 | 愛知県 |
コールサイン | JOCK-DTV |
親局 | 名古屋 20ch (キーID 3) |
Eテレ | |
放送対象地域 | 全国放送 |
コールサイン | JOCB-DTV |
親局 | 名古屋 13ch (キーID 2) |
ラジオ第1 | |
開局日 | 1925年7月25日 |
放送対象地域 | 中京広域圏 |
コールサイン | JOCK |
親局 | 名古屋 729kHz |
ラジオ第2 | |
放送対象地域 | 全国放送 |
コールサイン | JOCB |
親局 | 名古屋 909kHz |
FM | |
放送対象地域 | 愛知県 |
コールサイン | JOCK-FM |
親局 | 82.5MHz |
主な中継局 | |
デジタルテレビ ○総合 豊橋、田原 29ch ○Eテレ 伊勢 13ch 豊橋、田原 24ch 中濃、長良、中津川 31ch 名張 33ch 津 44ch | |
ラジオ ○ラジオ第1 高山 792kHz 新城 1026kHz 豊橋、中津川、郡上白鳥、 伊賀上野、尾鷲 1161kHz 下呂 1341kHz 熊野 1368kHz ○ラジオ第2 高山 1125kHz 豊橋、中津川 1359kHz 尾鷲 1539kHz 下呂、熊野 1602kHz ○FM 豊橋 85.3MHz |
NHK名古屋放送局(エヌエイチケイなごやほうそうきょく)は、愛知県名古屋市東区東桜一丁目にある日本放送協会(NHK)の放送局である。現在の正式名称はNHK名古屋拠点放送局である[WEB 1]が、従来の"拠点"を省いた名称も広く使用されている。
概要[編集]
東京局・大阪局とともに、NHK創設当時から存在する日本最古の放送局の一つであるが、NHK名古屋放送局の前身である名古屋無電放送株式会社は、わが国における放送事業出願の第1号であった。
総合テレビとFMで愛知県内向け、Eテレと中波(AM)ラジオ放送で東海3県向けの放送を行っている[注釈 1]他、中部地方(愛知県・岐阜県・三重県・静岡県・福井県・石川県・富山県の7県)を統括する拠点局でもある(民放などでは「基幹局」とも呼ばれる)。放送では「中部」を「東海・北陸」に置き換えることが多い。総合テレビとFMについては、岐阜県や三重県での視聴者・聴取者も多いことから、純粋な愛知県内向けの内容の番組が制作されることは以前から少ない。
また、放送局のコールサインであるJOCKから、「CK」とも呼ばれることがあり、総合テレビについては「3チャンネル」と呼ばれることが多い。(名古屋局はアナログのときから「3」で、岐阜局・津局もデジタル後「3」になった)
放送記念碑[編集]
ここは、中部地方における ラジオ放送 ならびにテレビジョン放送発祥の地である。
放送開始40周年を記念して 幾多先人の情熱をしのびつつ 有志の協賛を称えてこの碑を建てる。
NHK名古屋放送局
発祥とその略歴
- 大正13年2月1日 神野金之助が発起人となり 名古屋無電放送株式会社の設立を出願
これは、わが国における放送事業出願の第1号であった- 大正14年1月10日 上記を社団法人名古屋放送局と改称 設立許可
- 大正14年7月15日 ラジオ放送開始
- 大正14年8月6日 名古屋放送局と東京、大阪の両放送局が合同して社団法人日本放送協会を設立
これがNHKの母体となった- 昭和29年3月1日 テレビジョン放送開始 — 名古屋市中区三の丸1丁目9-2に建立の「放送記念碑」碑文より
設立当時の役員[編集]
理事長:神野金之助(二代)、常務理事:阿部基一、理事:伊藤次郎左衛門・上遠野富之助・加藤勝太郎・大島宇吉・小山松壽・生駒重彦・富田重助・岡谷清次郎・高橋正彦・青木鎌太郎・遠山孝三・土井國丸・瀧定助・九鬼紋七・深田三太夫・服部弥八・桑原善吉、技師長:村瀬和一[1]
沿革[編集]
- 1924年(大正13年)2月 1日 - 社団法人名古屋放送局設立の出願。
- 1925年(大正14年)1月10日 - 社団法人名古屋放送局設立。
- 1925年(大正14年)6月17日 - 現在の名古屋市中区丸の内に名古屋放送局舎落成。
- 1925年(大正14年)6月23日 - 試験放送開始。
- 1925年(大正14年)7月15日 - ラジオ第1放送本放送開始。
- 1926年(大正15年)8月20日 - 社団法人名古屋放送局解散、一切の権利義務を社団法人日本放送協会が継承し、社団法人日本放送協会名古屋支部に改称。
- 1929年(昭和4年)12月27日 - 桶狭間ラジオ放送所開局。
- 1933年(昭和8年)6月26日 - ラジオ第2放送開始。
- 1934年(昭和9年)5月16日 - 日本放送協会名古屋中央放送局に改称。
- 1936年(昭和11年)2月9日 - プロ野球(巨人対金鯱)を鳴海球場より全国初の生中継。
- 1945年(昭和20年)5月14日 - 名古屋大空襲により、局舎焼失。
- 1950年(昭和25年)3月10日 - テレビジョン実験局をVHF5chで開設。
- 1950年(昭和25年)6月1日 - 放送法による、日本放送協会設立(社団法人日本放送協会解散、一切の権利義務は特殊法人としての日本放送協会に継承)。
- 1954年(昭和29年)3月1日 - テレビ本放送をVHF5chで開始(当時中部日本放送はラジオ単営局)。8月22日に送信所を名古屋テレビ塔へ移転。
- 1955年(昭和30年)7月15日 - 名古屋市東区に名古屋放送会館落成。
- 1956年(昭和31年)9月1日 - 周波数をVHF3chへ変更(VHF5chは12月1日にテレビを開局する中部日本放送へ譲渡)。
- 1961年(昭和36年)3月27日 - 教育テレビ放送開始。
- 1962年(昭和37年)12月24日 - FM実験放送開始(82.5Mc、3 kW)。当初は名古屋テレビ塔から送信し、総合テレビとアンテナを共用していた[2]。
- 1963年(昭和38年)12月16日 - テレビのカラー放送開始。
- 1969年(昭和44年)3月1日 - FM放送本放送開始。
- 1971年(昭和46年)3月26日 - FM放送の出力を3 kWから10 kWに増力するとともに、送信所を名古屋テレビ塔から東山タワーに移転する[3]。
- 1971年(昭和46年)7月1日 - 組織改正により日本放送協会中部本部と改称[4]。
- 1978年(昭和53年)10月1日 - FM放送のPCMデジタル・ステレオ回線の運用を東京-名古屋-大阪間で開始。これにより、大阪、名古屋での同ステレオ放送で長年実施していた、全国放送の放送素材をアナログ・テープで事前に送り、それを放送するという番組制作方法を終了。
- 1980年(昭和55年)7月25日 - 組織改正により日本放送協会名古屋放送局と改称。
- 1983年(昭和58年)12月22日 - 鍋田ラジオ放送所運用開始。
- 1984年(昭和59年)5月14日 - 衛星放送開始。
- 1991年(平成3年)8月26日 - NHK名古屋放送センタービル落成。
- 1999年(平成11年)5月1日 - NHK名古屋放送資料センター開館。
- 2003年(平成15年)12月1日 - 地上デジタル放送開始。
- 2011年(平成23年)7月24日 - 正午をもって地上アナログ放送終了。翌25日の0時までに完全停波。
- 2013年(平成25年)5月27日 - 17時より『NHKネットラジオ らじる★らじる・名古屋』配信開始(他、仙台・大阪も同時開始)。
- 2018年(平成30年)4月12日 - 正午より民放ラジオポータルサイト『radiko』の実験配信(全国規模)を開始[WEB 2]。
- 2019年(令和元年)6月14日 - 組織改正により日本放送協会名古屋拠点放送局に改称[5][6]。
- 2021年(令和3年)3月3日 - NHKプラスで地域向けのテレビ番組の見逃し配信が開始[7]。
チャンネル・周波数[編集]
太字は親局、それ以外は全て中継局。
テレビ[編集]
総合テレビのリモコンキーID(チャンネル)は「3」が割り当てられている。これは名古屋局のほか岐阜・津の各局も同じ。
なお、アナログ放送の時代においても名古屋テレビ塔から送信される親局はテレビ開局当初は試験放送時代から続いた5ch、 1956年(昭和31年)9月1日の周波数変更以来3chが割り当てられており、この地方では「NHK=3チャンネル」が長年定着していた。 なお、全国的には関東1都6県[注釈 2]・近畿2府4県[注釈 3]・広島県[注釈 4]など「1」を割り当てられる都府県が多いが、 この地方においては「1チャンネル」は東海テレビ(フジテレビ系列)として定着していたため、東海テレビに「1」が割り当てられている (他北海道[注釈 5]・宮城県[注釈 6]・福岡県[注釈 7]など民放局が1チャンネルを継続使用している道県では、NHK総合テレビは3チャンネルとなっている。表参照)。 同様にこの地方では「5チャンネル」として親しまれているJNN系列のCBCテレビも地デジはそのまま「5」を踏襲している。
- EテレのリモコンキーIDは全国共通で「2」。
- 総合テレビは県域局であるが、名古屋局の送信出力はEテレ・民放局(県域局のテレビ愛知以外)と同じ。
- 総合テレビ (リモコンキーID:3)
- 名古屋(愛知県瀬戸市) 20ch JOCK-DTV 3 kW
- 名駅 50ch 300 mW
- 豊橋 29ch 10W
- 蒲郡田原 29ch 3W(垂直偏波)
- 設楽 41ch 1W
- 鳳来大野 20ch 300 mW
- 二川 29ch 300 mW
- 犬山南 48ch 300 mW
- 知多内海 42ch 100 mW
- 三河一宮 20ch 50 mW(垂直偏波)
- 足助東 29ch 50 mW
- 稲武東 27ch 50 mW
- 稲武西 20ch 10 mW
- Eテレ (リモコンキーID:2)
- 名古屋(愛知県瀬戸市) 13ch JOCB-DTV 3 kW
- 名駅 49ch 300 mW
- 豊橋 24ch 10W
- 蒲郡田原 24ch 3W(垂直偏波)
- 設楽 43ch 1W
- 鳳来大野 13ch 300 mW
- 二川 24ch 300 mW
- 犬山南 49ch 300 mW
- 知多内海 39ch 100 mW
- 三河一宮 27ch 50 mW(垂直偏波)
- 足助東 24ch 50 mW
- 稲武東 24ch 50 mW
- 稲武西 13ch 10 mW
- 他県の中継局については、それぞれのNHK県域放送局の項を参照。
ラジオ放送[編集]
ラジオ第1放送[編集]
- 名古屋(愛知県弥富市) 729kHz JOCK 50 kW
- 豊橋 1161 kHz 100W
- 新城 1026 kHz 100W
- 岐阜県・三重県の中継局については、それぞれのNHK県域放送局の項を参照。
ラジオ第2放送[編集]
FM放送[編集]
アナログ放送概要(廃止)[編集]
以下の掲載事項は、2011年7月24日の正午をもって通常の放送を終了した時点のもの。
- GCNコードは総合テレビで4176、教育テレビで4186であった。
- 総合テレビは現在は県域放送局であるが、かつては広域放送局だった頃と同様、教育テレビや中京広域圏の民放VHF局と同じ出力で送信され、視聴可能な地域も濃尾平野の広範囲に及んでいた。
- 岐阜・津の各放送局が開局前は、岐阜・三重の各県内の中継局も名古屋放送局が統括していた。
- 総合テレビ
- 名古屋 3ch JOCK-TV 映像10kW/音声2.5 kW
- 豊橋 54ch 映像100W/音声25W
- 蒲郡田原 44ch 映像30W/音声7.5W(垂直偏波)
- 設楽 51ch 映像10W/音声2.5W
- 二川 51ch 映像3W/音声750mW
- 足助東 46ch 映像3W音声750mW
- 犬山南 54ch 映像1W/音声250mW
- 知多内海 40ch 映像1W/音声250mW
- 鳳来大野 45ch 映像1W/音声250mW
- 三河一宮 31ch 映像500mW/音声125mW(垂直偏波)
- 稲武東 53ch 映像100mW/音声25mW
- 稲武西 46ch 映像100mW/音声25mW
- 教育テレビ
- 名古屋 9ch JOCB-TV 映像10kW/音声2.5 kW
- 豊橋 50ch 映像100W/音声25W
- 蒲郡田原 46ch 映像30W/音声7.5W(垂直偏波)
- 設楽 48ch 映像10W/音声2.5W
- 二川 48ch 映像3W/音声750mW
- 足助東 48ch 映像3W音声750mW
- 犬山南 52ch 映像1W/音声250mW
- 知多内海 44ch 映像1W/音声250mW
- 鳳来大野 47ch 映像1W/音声250mW
- 三河一宮 33ch 映像500mW/音声125mW(垂直偏波)
- 稲武東 51ch 映像100mW/音声25mW
- 稲武西 48ch 映像100mW/音声25mW
- 他県の中継局については、それぞれのNHK県域放送局の項を参照。
支局・営業センター[編集]
- 支局
- 豊橋
- 小牧
- 中部空港
- 岡崎
- 営業センター
広報活動[編集]
近年のキャッチコピーは以下の通り。
当局のマスコットキャラクターとして「むねハルくん」が設定されている。活動範囲は当局のみに留まらず、例えば中京広域圏の地デジ啓発CMに出演するなど、他の放送局(特に、別途キャラクターが設定されている津放送局)等への出演も多い。
名古屋局制作番組[編集]
2021年3月29日以降[WEB 3]。現在の番組の詳細は、公式サイトのテレビあるいはラジオを参照。
総合テレビ[編集]
- 全国放送
- 東海・北陸地方向け
- 気象情報(平日:5:56、6:28、17:57 土日・祝日:5:55、6:28(祝日を除く土曜日のみ)、11:57 年末年始:6:57、11:57)
- ニュース・気象情報
- 平日:15:05 - 15:08
- 土曜日:6:53 - 7:00、20:55 - 21:00
- 日曜日:6:55 - 7:00、7:40 - 7:45、20:55 - 21:00
- 祝日:6:55 - 6:59、7:25 - 7:30、20:55 - 21:00
- 年末年始:7:15 - 7:20、20:55 - 21:00[注釈 9]
- さらさらサラダ(平日 11:30 - 12:00)
- 岐阜・三重・静岡は11:50 - 12:00に別番組を放送。
- ナビゲーション(金曜日 19:30 - 19:55、再放送:土曜日 9:30 - 9:55)
- 金とく(不定期金曜日 19:56 - 20:39、再放送:不定期日曜日 13:05 - 13:50)
- ウイークエンド中部(土曜日 7:30 - 8:00)
- Uta-Tube(土曜日 10:55 - 11:15、再放送:月曜日 23:40 - 0:00)
- NHKナゴヤニューイヤーコンサート(1月の第2日曜日前後に放送)
- 東海3県向け
- ニュース・気象情報
- 平日:6:53 - 7:00、12:15 - 12:20(※ニュースのみ)
- 土日・祝日・年末年始:12:10 - 12:15(※ニュースのみ)、18:45 - 19:00(※祝日・年末年始は、18:50 - 19:00)
- おはよう東海(平日 7:45 - 8:00、東海・北陸ブロック放送の場合あり)
- まるっと!(平日 18:10 - 18:30)
- ニュース845(平日 20:45 - 21:00)
- 2017年10月よりこの時間帯が東海3県向けの番組となり、岐阜・三重向けの県別番組(20:55 - 21:00)は廃止された。
- 金とく(不定期金曜日 19:30 - 19:55、再放送:不定期土曜日 9:30 - 9:55) - 再放送は静岡県も含む。
- 東海ピックアップ(土曜日 12:40 - 12:43、再放送:日曜日 8:54 - 8:57)
- 愛知県内向け
次の東海3県向けのローカルニュース番組のうち、岐阜・三重向けはこの時間帯は県別番組。
- まるっと!(平日 18:30 - 18:59)
- ※この他に、全国高等学校野球選手権大会(一部準決勝以前の試合)や天皇杯全日本サッカー選手権大会の県大会や、選挙の政見放送・開票速報番組など、随時県別番組を組む場合あり。
Eテレ[編集]
- NHK全国学校音楽コンクール(主にEテレで放送するが、重複すると総合テレビで放送することがある)
- ブロックコンクールまでの放送。毎年1回放送される。
- 都府県地区コンクールのうち、愛知・岐阜・三重県コンクールは東海3県で同時放送している。ただし制作は、岐阜は岐阜放送局、三重は津放送局で、放送は名古屋放送局からとなっている。再放送はされない。
- 東海北陸ブロックコンクールは、東海北陸ブロック(東海3県、静岡・福井・石川・富山の各県)で放送される。制作は名古屋放送局。こちらは後日深夜に再放送がある。
- 全国高等学校野球選手権大会
- 愛知県、岐阜県、三重県大会の準決勝以降から放送。すべて東海3県向けに放送。
- 一部の県では準決勝以前の試合を県域放送(総合テレビも同様)で放送する場合あり。
BS1[編集]
- NHKプロ野球(中日ドラゴンズ戦、全国放送)
- 大相撲七月場所(名古屋場所)実況中継
- 躍動する大自然 奇跡の絶景ストーリー
ラジオ第1[編集]
- 全国放送
- NHKプロ野球(中日ドラゴンズ戦)[注釈 10]
- 大相撲七月場所(名古屋場所)実況中継(初日 - 14日目:16:05 - 18:00、千秋楽:15:30 - 18:00)
- 東海・北陸地方向け
- ニュース・気象情報など※斜字は交通情報も放送
- 東海3県向け
- ニュース・気象情報など※斜字は交通情報も放送
- 平日:7:20、9:55、11:50(または11:55)、12:15、13:55、14:55、18:50
- 土日・祝日・年末年始[注釈 15]:13:55、14:55、17:55、19:15(大晦日は19:10)
- 夕刊 ゴジらじ(平日 17:00 - 17:55)[注釈 16]
FM[編集]
- 東海・北陸地方向け
- 気象情報(平日・土日・祝日・年末年始:5:55、6:55)
- ニュース・気象情報など
- 土日・祝日・年末年始:7:15、11:50(または11:55)、12:10、18:50
- 東海3県向け
- ニュース・気象情報など※斜字は交通情報も放送
- 平日:7:20、11:50(または11:55)、12:15、18:50(※岐阜局・津局は各県域ニュース・気象情報・おしらせを放送)
- 土日・祝日・年末年始:19:15(大晦日は19:10)
- ※ローカルニュース・気象情報などは、全てラジオ第1放送と同時に放送。
補足[編集]
- 2013年3月の『FMトワイライト』の放送終了をもって、定時放送でのFMローカル放送は終了した。
- ただし不定期で、NHK全国学校音楽コンクール県大会、全国高等学校野球選手権県予選大会、春季・秋季県高校野球大会などを放送する場合があるが、愛知県向けの高校野球などのスポーツ放送は基本的にラジオ第1での放送となるため、FMではラジオ第1が国会中継や重大な事件・地震や台風などによりやむを得ない事情で放送が不可能となった場合に限って迂回放送をする程度である。
- 東海・北陸(または東海3県)向けの放送であっても「NHKネットラジオ らじる★らじる・名古屋」で静岡県、福井県、石川県、富山県など全国各地で聴取することが可能。
過去の主な番組[編集]
テレビ
- お昼ですよ!愛・地球博
- モリゾーとキッコロ
- 巨樹は語る
- さらさらサラダ愛・地球博
- 愛・地球博 なごやか情報局
以上の5番組は、愛・地球博関連番組。
以上のドラマ5番組は一部の作品を名古屋局が担当した。
- サタテン
- こんばんは6時です
- イブニングネットワーク東海
- ニュースウェーブNHK東海
- ニュースダイジェスト東海
- ニュースウエーブ845
- ゆうがたチャンス!
- 石井かおるのちょっとひといき
- 東海たまて箱
- あなたの東海アーカイブス
- 21世紀ビジネス塾
- 愛知・名古屋マイソング
- あいち・ぎふ・みえ なごやか情報局
- どんどんふるさとプラザ
- ゆうどきネットワーク東海・北陸(平日17:30 - 18:00、月曜日 - 木曜日の17:50以降は東海3県及び静岡局の地デジサブチャンネル向け放送、金曜日17:50以降は各局別放送。ただし静岡局の地デジサブチャンネルは名古屋発をネット。2006年4月3日 - 2007年3月9日)
- 柿沼アナの東海ピックアップ(2007年4月7日 - 2008年3月15日、土曜日11:40 - 11:49)
- ビジネス未来人
- 日本まんなか紀行
- NHK名古屋・津・岐阜 「交通事故0」キャンペーン(随時放送、2007年度)
- ありがとうキャンペーン-伝えたいありがとうがある(随時放送、2007年度)
- 器夢工房
- 鈴木アナの東海ピックアップ
- かんどアナの東海ピックアップ
- 中学生日記
- 知って解決!SKEっとネット
- Good Job!会社の星
- ティーンズプロジェクト フレ☆フレ
- 超絶 凄ワザ!(月1回放送)[WEB 5]
- ほっとイブニング
- 北陸東海(木曜19時台後半に放送)
- 中部ナウ(1989年4月8日 - 1993年4月3日)[10][11]
- 東海北陸ヒューマンドキュメンタリー
- 日曜Tube
- 列島ニュース新型コロナ最新情報→列島ニュース(2020年5月7日 - 29日・8月24日 - 9月25日)[注釈 17]
- デデデデザインて何!?
- ショートストーリーズ
ラジオ
- ゆきねえの名古屋なごやか喫茶(ラジオ第1)
- ポルトガル語の時間(ラジオ第2)
- FMトワイライト(FM)
- 中部あさいちばん(ラジオ第1)
- BS列島ニュース(BS1、東海ローカルニュースのみ)
- 東海北陸あさラジオ(ラジオ第1、2019年3月30日で終了)
特別番組[編集]
アナウンサー・キャスター[編集]
アナウンサー[編集]
- *は過去にも名古屋局勤務の経験があることを表す。前任地が太字の人はその局が初任地。
氏名 | 前任地 | 主な担当番組 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
男性 | ||||
高山哲哉 | 東京アナウンス室 | まるっと! (キャスター) |
||
山田大樹 | ナビゲーション (キャスター) |
名古屋市出身 | ||
越塚優 | 金沢 | おはよう東海 (キャスター) |
||
田中逸人 | 大分 | ウイークエンド中部 (キャスター) |
気象予報士 | |
比留間亮司 | ラジオセンター | アナウンス専任部長 | 管理業務主体 | |
村竹勝司* | 津 | 夕刊 ゴジらじ | 知多市出身 | |
広坂安伸* | 神戸 | 各種スポーツ中継 | 東海市出身 | |
大坂敏久 | G-Media出向 | |||
別井敬之 | ||||
神戸和貴 | 高知 | 豊川市出身 | ||
酒匂飛翔 | 東京アナウンス室 | |||
金城均 | 仙台 | |||
山口達也 | ラジオセンター | 東海北陸のニュース | ||
吉田一之* | 前橋 | |||
若林則康* | 山形 | 知多市出身 | ||
女性 | ||||
藤井彩子 | 東京アナウンス室 | おはよう東海 (キャスター) |
||
森山春香* | 東海北陸のニュース | 名古屋市出身 | ||
橋詰彩季 | 山形 | |||
村上由利子 | ラジオセンター | 東海ピックアップ おはよう東海 (キャスター) |
キャスター[編集]
氏名 | 所属・前職等 | 主な担当番組 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
CK専属 | ||||
有田早紀 | 大阪 (契約キャスター) |
まるっと! (キャスター) |
岐阜県 可児市出身 | |
大浜扶美野 | 沖縄 (契約キャスター) |
|||
吉岡麗 | まるっと! (スポーツキャスター) |
名古屋市出身 | ||
浦野莉恵 | 金沢 (契約キャスター) |
まるっと! (リポーター) |
豊橋市出身 | |
石坂窓花 | 津 (契約キャスター) |
尾張旭市出身 | ||
松井かれん | 三重県 津市出身 | |||
亀蔦なごみ | 東海市出身 | |||
吉村史織 | 長崎 (契約キャスター) |
小牧市出身 | ||
則竹佳純 | 甲府 (契約キャスター) |
愛知県出身 | ||
渡邊晶子 | 山形 (契約キャスター) |
|||
福田ちづる | さらさらサラダ (キャスター) |
愛知県出身 | ||
今村有希 | 福井 (契約キャスター) |
ウイークエンド中部 (キャスター) |
||
加藤里奈 | ファッションモデル セントラルジャパン所属 |
ウイークエンド中部 (カトリーナのトレンド探偵) |
名古屋市出身 | |
若竹明日香 | 長野 (契約キャスター) |
夕刊ゴジらじ | ||
フリー | ||||
西根智彦[WEB 6] | フリーアナウンサー 劇団μ代表 |
東海北陸のニュース (ラジオ・日曜・祝日) |
||
小倉理恵 | 元岐阜放送アナウンサー 元CBCラジオレポートドライバー |
岐阜県 瑞穂市出身 | ||
気象予報士 | ||||
土井邦裕 | 元KFB福島放送気象キャスター | おはよう東海 | ||
寺尾直樹* | ウェザーニューズ | まるっと! |
|
天気予報とお天気カメラ[編集]
名古屋駅、名古屋テレビ塔、中部国際空港スカイデッキ、名古屋港、豊橋、伊良湖岬、師崎港、津島、長久手などに設置されている。なお、基本的には常設されているものを使用するが、まるっと!などで特定の地域から公開生放送を行う場合や、紅葉の時期に八事山興正寺や香嵐渓などの観光名所、あるいは公開生放送先のランドマークの屋上などに一定期間設置される場合もある。かつては、名古屋空港(現・県営名古屋空港)や愛知万博会場内にも設置されていた。
放送事故[編集]
2013年4月から8月までの間、津市と岐阜市の予報を逆に放送していたミスが見つかった。その誤りが公表されたのちにも、2013年4月1日から1年あまりにわたって長野市の降水確率を名古屋市と同じ数字で表示していたことが判明した[新聞 1]。
関連施設[編集]
関連団体[編集]
- 名古屋放送管弦楽団
- 名古屋放送劇団
- 名古屋放送児童劇団
- 名古屋放送児童管弦楽団
- 名古屋放送合唱団
- 名古屋放送児童合唱団
名古屋放送局管轄のNHK放送局[編集]
その他[編集]
- 1984年に名古屋局のテレビ放送開局30年を記念して、愛知県・名古屋市・名古屋商工会議所・中日新聞社との共催で「愛知・名古屋マイソング」を企画、作詞・作曲を一般公募した。この企画は1988年まで続けられ、優秀候補曲の発表会の模様や、最優秀曲・優秀曲に選ばれた作品を流す5分間のミニ番組が放送された。なお、これらの番組は名古屋局のほか、津・岐阜両局でも同時ネットしていた[12][13]。
- テレビ画面をやや縮小して逆L字のスペースを作り、そこに緊急情報を流す「逆L字画面」は名古屋局が考案したものだった[14]。
- FM放送は2017年11月6日より終日ステレオ放送となった。それまではローカルニュースになるとモノラルであった。
- 1935年(昭和10年)6月7日、愛知県南設楽郡鳳来寺村(現在の新城市)の鳳来寺山で「ブッ・ポウ・ソウ」と鳴く鳥の鳴き声の実況中継を全国放送で行った。これを機に「ブッ・ポウ・ソウ」と鳴くのはブッポウソウではなくコノハズクであることが判明した。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ ただし、教育テレビとラジオ第2放送は、全国放送扱いで、教育テレビのNHKワンセグ2や、ラジオ第2放送の「ネットラジオ らじる★らじる」は、いずれも名古屋局のコールサインは、一切アナウンスされていない。
- ^ アナログ親局1ch
- ^ アナログ親局2ch
- ^ アナログ親局3ch
- ^ アナログ親局3ch
- ^ アナログ親局3ch
- ^ アナログ親局3ch
- ^ 後者は主に東海3県向けの放送となることが多い。
- ^ 毎年12月31日の大晦日を除く
- ^ 東海3県向けの場合あり。
- ^ 静岡・福井・金沢・富山の各局は、各県別の交通情報を放送するため、7:58で飛び降りとなる。
- ^ 静岡県を除く。17:58は福井・金沢・富山の各局は、各県別の交通情報を放送。
- ^ 『日曜討論』を放送。
- ^ 『音の風景』を放送。
- ^ 2016年度・2017年度は、19:15(大晦日は19:10)枠を除き、静岡県を含む東海4県向けに放送していた。
- ^ 2018年4月より、水曜日のみ『にっぽん列島夕方ラジオ』として17:05 - 17:55に全国放送される。
- ^ 総合テレビの平日12:15からのローカルニュース枠において、全国各地で放送されたニュースをダイジェストで放送(前者の期間は新型コロナウイルス関連ニュースに対象を絞っていた)。進行キャスターは名古屋放送局アナウンサーの山田大樹・高山哲哉・橋詰彩季が前者の期間は日替わり、後者の期間は週替わりで担当した(高山が担当する場合は夕方の『まるっと!』と兼務)。番組自体は同年4月13日から開始(ただ、4月16日まではBS1での放送だった)され現在も継続しているが、5月1日までと7月6日から8月7日までは札幌放送局、6月1日から7月3日までと9月28日の定時番組化以降は大阪放送局がそれぞれ制作している。
出典[編集]
WEB[編集]
- ^ “全国のNHK(東海・北陸を参照)”. 日本放送協会. 2021年1月8日閲覧。
- ^ ラジコでNHKラジオが聴ける4月12日(木)より、全国を対象に2018年度の実験配信を開始,株式会社radiko,2018年3月22日
- ^ NHKオンライン 2021年度前半期 定時番組の部門種別(各地域) (PDF)
- ^ “工藤夕貴:夏の白山で登山「山の神に感謝しつつ…」 中部の絶景番組「ネイチャーシリーズ」で”. MANTAN WEB. (2017年9月28日) 2021年1月27日閲覧。
- ^ 平成29年度(前半期)放送番組時刻表[リンク切れ] NHK 2017年2月17日
- ^ 西根 智彦 にしね ともひこ NTBタレントプロフィール株式会社NTB
新聞[編集]
- ^ 「長野に名古屋の降水確率」NHK名古屋放送局が謝罪 - (2014年4月11日01時33分) 朝日新聞デジタル。
文献[編集]
- ^ “ラヂオ年鑑. 1926年度”. 国立国会図書館デジタルコレクション. 2020年10月18日閲覧。
- ^ 日本放送協会(編) 1963, p. 278.
- ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室 1971, p. 363.
- ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室 1972, p. 83.
- ^ “2019年度第1四半期業務報告 (PDF)”. 日本放送協会. 2021年1月7日閲覧。
- ^ “日本放送協会2019年度業務に関する監査委員会の活動結果報告書 (PDF)”. 日本放送協会. 2021年1月7日閲覧。
- ^ “「ご当地プラス」配信開始! - お知らせ - NHKプラス”. 日本放送協会 (2021年3月3日). 2021年3月3日閲覧。
- ^ a b NHK放送文化研究所『NHK年鑑2020』NHK出版、2020年12月11日、216頁。
- ^ NHK名古屋放送局、中部旧友会NHK名古屋放送局80年史編集委員会 企画・編集 2006, p. 132.
- ^ NHK名古屋放送局、中部旧友会NHK名古屋放送局80年史編集委員会 企画・編集 2006, p. 174,178.
- ^ 日本放送協会放送文化研究所放送情報調査部 1993, p. 452.
- ^ NHK名古屋放送局、中部旧友会NHK名古屋放送局80年史編集委員会 企画・編集 2006, p. 151.
- ^ 日本放送協会放送文化調査研究所放送情報調査部 1985, p. 239.
- ^ NHK名古屋放送局、中部旧友会NHK名古屋放送局80年史編集委員会 企画・編集 2006, p. 221.
参考文献[編集]
- 日本放送協会(編)『NHK年鑑'63』日本放送出版協会、1963年(日本語)。全国書誌番号:55006764。
- 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'71』日本放送出版協会、1971年。
- 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'72』日本放送出版協会、1972年。
- 日本放送協会放送文化調査研究所放送情報調査部『NHK年鑑'85』日本放送出版協会、1985年(日本語)。全国書誌番号:4140071389。
- 日本放送協会放送文化研究所放送情報調査部『NHK年鑑'93』日本放送出版協会、1993年。
- NHK名古屋放送局、中部旧友会NHK名古屋放送局80年史編集委員会 企画・編集『NHK名古屋放送局80年のあゆみ』NHK名古屋放送局、2006年。全国書誌番号:22617562。
外部リンク[編集]
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