NS-37 (機関砲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

移動: 案内検索
Nudelman—Suranov NS-37
種類 機関砲
原開発国 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
運用史
配備期間 1943-1945
配備先 ソビエト連邦
関連戦争・紛争 第二次世界大戦
開発史
開発者 A・E・ヌデリマーンロシア語版、A・S・スラノフ
開発期間 1941
製造業者 イジェフスク機械製作工場
製造期間 1942-1945
製造数 6833 門
諸元
重量 170-140 kg (モーターカノン/翼下砲)
全長 3.4 m
銃身 2,3 m
全幅 21,5 cm
全高 41,5 cm

弾丸 37 mm×198
銃砲身 1
作動方式 ショートリコイル
発射速度 240-260 rpm
初速 900 m/s (榴弾、曳光焼夷榴弾)、880 m/s (曳光徹甲弾)
装填方式 ベルト給弾方式
両翼下ガンパックにNS-37を装備したIl2地上襲撃機

NS-37ロシア語: НС-37)は第二次世界大戦中のソビエト連邦で開発された、口径37 mmの航空機関砲である。名称は、開発者のA・E・ヌデリマーンロシア語版とA・S・スラノフの頭文字に砲口径を組み合わせたもの。

概要[編集]

NS-37は信頼性の無いShpitalny Sh-37を更新した。37 mmという大口径は地上目標(装甲目標を含む)と、航空機(爆撃機を一撃で撃墜する能力)の両方を破壊することを可能にするために計画された。

第16設計局のA・E・ヌデリマーンとA・S・スラノフによって設計され、組み立ては1941年から局内で行われ、試作品は1943年に最前線でテストされた。そしてその後、生産の注文が入り、それは1945年まで続いた。

NS-37は、LaGG-3Yak-9T戦闘機のモーターカノンとして機首のV型エンジンのシリンダーブロックの間と、Il-2地上襲撃機の両翼下ガンパックに装備された。

重い弾丸は大火力を示したが、どちらかといえば、低発射速度と強い反動は目標に命中させることを困難にした。パイロット達は短いバーストで射撃する訓練をしたが、軽量な航空機では最初の一撃しか正確に狙うことができなかった。加えて中戦車と重戦車の上面装甲を貫通するには40度より高角度でのみ可能だった。それは戦闘という状況下で行うには困難だった。これらの理由によりNS-37はまもなく、より軽量な37 mm×155弾を使用するN-37機関砲によって更新された。