OPS-4

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65式艦船用レーダOPS-4D
OPS-4D Rader on board JS Fuji(AGB-5001) at Port of Nagoya May 30, 2015.jpg
種別 2次元レーダー
目的 近距離水上測的用および航海用
開発・運用史
開発国 日本の旗 日本
就役年 1959年(昭和34年)
送信機
形式 マグネトロン
周波数 Xバンド
パルス 0.1または0.6マイクロ
パルス繰返数 819.6 pps
送信尖頭電力 30 kW以上
アンテナ
形式 パラボラアンテナ
ビーム幅 水平1.2度×垂直15度
走査速度 17 rpm
方位角 全周無制限
探知性能
精度 距離: 40ヤード (37 m)以下
方位: 1度以下
分解能 距離: 25ヤード (23 m)以下
方位: 1.5度以下
その他諸元
重量 アンテナ: 75 kg
合計: 355 kg以下
電源 115V, 60Hz, 1.5kVA以下

65式艦船用レーダOPS-4Dは、沖電気工業製の2次元レーダー海上自衛隊自衛艦において、対水上捜索レーダーとして搭載された。

海上自衛隊では、黎明期に運用していた旧海軍哨戒特務艇ではSバンドのSO-8が運用されていたが、昭和28年度計画でアメリカより供与されたブルーバード級掃海艇やしま型掃海艇)ではXバンドのAN/SPS-5Bを搭載していた。続いて整備されることになった初の量産型中型掃海艇においては、引き続き、短波長で解像度が高いXバンドで動作する国産レーダーの搭載が求められた。これによって開発されたのが本機種である。

当時、日本無線(JRC)を中心として、AN/SPS-5Bの国産化版であるOPS-3シリーズの開発が進められていた。これは護衛艦等への搭載を目的としたSバンドのレーダーであったが、本機種の開発にあたっては、部品点数軽減のためOPS-6のアンテナ架台が流用され、JRCの刻印が入ったままの架台を沖電気が使用していたとされている。システムは下記のような部分から構成される。

  • 艦船用レーダ空中線N-AS-36
  • 艦船用レーダ送受信機N-RT-22
  • 艦船用レーダ指示機N-IP-26
  • 艦船用レーダ真方位指示機N-C-89

OPS-4は1959年(昭和34年)より導入された。その後、昭和30年代後半にはより高解像度のXバンド・レーダーが求められるようになった。これに応じて開発されたOPS-91966年(昭和41年)に実用化され、本機種の後継となった。

搭載艦艇

参考文献[編集]