Outlook Express

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Outlook Express
開発元 マイクロソフト
対応OS Windows 98, Windows Me, Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003, Windows 3.1, Windows 95, Windows NT
Mac OS 8, Mac OS 9
サポート状況 終了
種別 電子メールクライアント, ニュースクライアント
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト http://support.microsoft.com/kb/835830
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Outlook Express(アウトルックエクスプレス)は、電子メールおよびニュースグループ送受信用クライアントである。略称としてしばしばOEOLEXPなどが用いられる。

概要[編集]

Internet Explorer 4.0に付属する形で1997年10月1日に公開された[1]Internet Explorer 3.0 に付属した電子メールソフト「Microsoft Internet Mail and News」から名称を変更して登場したため、バージョンは4.0から始まる。実行ファイル名がMsimn.exeであることなどに旧来の製品名の痕跡がみられる。

Microsoft ExchangeをルーツとするMicrosoft Outlookとは名前が類似しているが全く別のソフトウェアである。

利用できるプロトコルとして、SMTPPOP3IMAP4NNTPがある。動作が軽快であり、またSSLSecure MIMEに対応し暗号化した通信を行うことができる。

バージョン6.0にて更新は終了し、後継ソフトはWindows MailWindows Live メール [2]である。

バージョン履歴[編集]

Windows版[編集]

バージョン4[編集]

1997年10月1日、Windows 95/NT 4.0用「Internet Explorer 4.0」に付属する形でリリースされた[1]

1998年7月に発売されたWindows 98にも標準でバンドルされた。

Windows 3.1 / Windows NT 3.x系向けにもリリースされた。

2003年3月31日、サポートを終了した[3]

バージョン5[編集]

1999年3月18日、「Internet Explorer 5」に付属する形でリリースされた[4]。対応OSは、Windows 95/98/NT3.51/NT4.0。

Windows 3.1向けにもリリースされた。

バージョン5.5[編集]

2000年7月17日、「Internet Explorer 5.5」と同時にリリースされた[5]。対応OSは、Windows 95/98/NT4.0/2000。2000年9月23日に発売されたWindows Meにも標準でバンドルされた[6]

バージョン6[編集]

2001年9月20日、Internet Explorer 6.0とともにリリースされた[7]。対応OSは、Windows 98/Me/NT4.0/2000。2001年11月に発売されたWindows XPにも標準でバンドルされた。

バージョン7[編集]

のちにWindows Vistaとなる開発中の次期Windows「Windows Longhorn」の初期のバージョンには、Outlook Express 7が付属していた[8]。しかしこれは製品には搭載されず、Windows Mailへと置き換えられたため、このバージョンは実際に製品として公開されることはなかった。

Mac版[編集]

1998年9月4日に発売されたOffice 98 Macintosh Editionにバージョン4が含まれている[9]

1999年1月5日、Internet Explorer4.5とともにバージョン4.5がリリースされた[10]

最終バージョンは、2002年10月から配布された、Outlook Express 5.0.6である[11]

2003年6月30日、すべてのバージョンのサポートを終了した[3]

Sun Solaris/HP-UX版[編集]

1998年6月、Solarisにも移植され、Internet Explorer for UNIX 4.0に付属する形でリリースされた。

最終バージョンは「Internet Explorer 5 Service Pack 1 (SP1) for UNIX with Outlook Express」である[12]

問題点[編集]

Outlook Expressは、Windows標準搭載であるためにユーザーが多く、普及度の高さから攻撃対象となりやすいという面もある。例えば、暴露ウイルスAntinnyは、Outlook Expressのメール履歴を公開するように設定されている。しかしこの問題に対し、「Outlook Expressを使わなければ大丈夫」という短絡的な対処は誤りである。著名ではないソフトウェアは攻撃の対象になることは少ないかもしれないが、攻撃の対象になったとしてもその事実に気づくことも難しくなる。Microsoft Updateで既知の脆弱性に速やかに対処するとともに、ウイルス対策ソフトを用いて防衛することが重要である。

また、Outlook Expressの受信トレイには2GBという容量制限がある[13]。上限を超えると、メールを正しく受信できなくなる。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b Internet Explorer 4.0正式版、試用レポート”. internet.watch.impress.co.jp. 2019年3月14日閲覧。
  2. ^ Outlook Expressの後継となる「Windows Live Mail Beta」リリース”. internet.watch.impress.co.jp. 2019年3月14日閲覧。
  3. ^ a b 製品のライフサイクルの検索”. 2019年3月19日閲覧。
  4. ^ より速く、スマートに。Windows(R)用Webブラウザ、電子メールアプリケーションの最新版”. web.archive.org (2005年3月11日). 2019年3月14日閲覧。
  5. ^ マイクロソフト、Internet Explorer 5.5日本語版公開”. pc.watch.impress.co.jp. 2019年3月14日閲覧。
  6. ^ ASCII. “マイクロソフト、コンシューマー向け次世代OS『Windows Me』日本語版を年末商戦に合わせて発売” (日本語). ASCII.jp. 2019年3月14日閲覧。
  7. ^ ASCII. “IE6日本語版がついにリリース!!” (日本語). ASCII.jp. 2019年3月14日閲覧。
  8. ^ Windows Longhorn Build 4051 Gallery 3”. IT Pro (2010年10月6日). 2019年3月14日閲覧。
  9. ^ マイクロソフト、Office 98 Macintosh Edition”. pc.watch.impress.co.jp. 2019年3月14日閲覧。
  10. ^ Macintosh版IE 4.5、OE 4.5が登場”. internet.watch.impress.co.jp. 2019年3月18日閲覧。
  11. ^ Outlook Express 5.0.6 for Mac (OS 8.1〜9.x 用)
  12. ^ Internet Explorer 5 Service Pack 1 (SP1) for UNIX”. web.archive.org (2002年10月1日). 2019年3月14日閲覧。
  13. ^ xTECH(クロステック), 日経. “【Outlook Express編】 OEを使い続けながら危機を乗り切る” (日本語). 日経 xTECH(クロステック). 2019年3月14日閲覧。