PAGE TWO(ページツー)は、韓国のガールズグループTWICEの2枚目のミニ・アルバムである。本アルバムは2016年4月25日にJYPエンターテインメントによってリリースされ、KTミュージックから発売された。リードシングルは、前作THE STORY BEGINSのリードシングル「Like OOH-AHH」をプロデュースしたBlack Eyed Pilseung(英語版)による「CHEER UP」。このアルバムは、2016年のK-POPのガールズグループにおいて初週の売り上げが最も多いアルバムとなった。
背景とリリース[編集]
2016年4月11日、JYPエンターテインメントはグループのFacebookとSNSを通じて本アルバムのリリースを発表した[1]。アルバムは4月25日にCD形式およびデジタル配信によってリリースされている。[2][3]、CDはピンクとミントの2バージョンのほか、30000枚限定の初回限定版としてメンバーの1人であるチェヨンによってデザインされたスリーブ付きのものが発売された[4]。
曲解説[編集]
- CHEER UP
- Precious Love
- 1998年にパク・ジニョンが発表したシングルのリメイク版。電子楽器とヒップホップのリズムによってハウスのようなスタイルにアレンジされ、メンバーのチェヨンによる新たなラップが加えられている。
- Touchdown
- ダイナミックなリズムとメロディーを持つ力強いダンスのナンバー」と評されている。コンサートでは、大抵序盤に披露されることが多い。
- Tuk Tok
- ソウルとトラップの要素を持つダンスポップである[3]。
- Woohoo
- 「Groovy」なビートのヒップホップ・ソングとして作られている。
- My Headphones On
- 少女の恋人との別れを歌ったポップ・バラードとなっている[5]。
- I'm gonna be a star
- 2015年に放送されたオーディション番組「SIXTEEN」のテーマソングで、本作制作時にTWICEのメンバー9人で再録したもの。CD版にのみ収録されている[6]。
プロモーション[編集]
2016年4月25日に、TWICEは韓国広津区のYES24 LIVE HALLにて同アルバムのショーケースを開催した[7]。Naver V Liveでライブ中継されたショーケースでは、収録曲である「Woohoo」「Touchdown」「Precious Love」「CHEER UP」の4曲を初めて公演した[8][9][10]。また様々な音楽番組に出演し、4月28日にはリリース後初めての音楽番組への出演となったM COUNTDOWNで「CHEER UP」「Touchdown」を披露した[11]。「Cheer up」の振り付けにおいてのサナの「シャシャシャ」ポーズ[12]はインターネット・ミームとして認識されるようになり[13]、それに伴って振り付けも少し変化が加えられるようになった[14][15]。翌週にはM COUNTDOWNで初めて1位を獲得[16]し、またミュージックバンクとSBS人気歌謡ともに1位を獲得[17][18]。5月27日には再びSBS人気歌謡に出演し、合計で11もの音楽賞を受賞した[19][20]。
評価[編集]
韓国中央日報のKim Hyang-minは、このアルバムの収録曲について「元気が良く明るい」「爽やかで軽妙」と称賛したが、一方で収録曲全体のジャンルのバラエティーに乏しかった点については不満を述べた。また個々のトラックについては、リードシングルの「CHEER UP」については曲調が反復的ではあるものの、トラックの歌詞のテンションがヒップホップとエレクトロなBGMによって存分に表現されていた点、「Touchdown」についてはそのパワフルな音楽とエネルギッシュな感触を、それぞれ称賛した[21]。
ビルボードのTamar Hermanは「CHEER UP」について、予期せぬビートとジャンルのミックスによってTWICEのユニークなスタイルが凝縮された、韓国のガールズグループでも異色の楽曲であると評した。さらに彼女はこの曲に付随するミュージック・ビデオについて、各メンバーのそれぞれのパートを通して、メンバー達それぞれの個性がよく表れていたと称賛した[22]。
売り上げ[編集]
PAGE TWOは2016年4月にはガオンアルバムチャートで2位、ビルボードワールドアルバムチャート(英語版)で6位となり、80,686のアルバムが販売された[23][24][25]。これによりPAGE TWOは2016年の韓国のガールズグループのうち、初週の売り上げが最も多いアルバムとなった[26]。JYPの代表者によると、30,000枚の限定版アルバムの予約注文は公式リリース前に終了された[27][28]。2016年9月1日までに、同アルバムは15万枚以上の売り上げを記録した[29]。
収録曲[編集]
Page Two - Digital EP[2]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | アレンジ | 時間 |
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1. | 「CHEER UP」 | Sam Lewis | Black Eyed Pilseung(英語版) | Rado | |
2. | 「소중한 사랑」(Precious Love) | - Park Jin-young
- J. Y. Park "The Asiansoul"
- Chaeyoung
| J. Y. Park "The Asiansoul" | Hong Ji-sang | |
3. | 「Touchdown」 | Mafly | - Krissie Karlsson
- Karl Karlsson
- Nicki Karlsson
- EJ Show (Zoobeater Sound)
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4. | 「툭하면 톡」(Tuk Tok) | Kim Min-ji (Jam Factory) | - Dsign Music
- Choi Jin-suk
- Ronald "AV" Ndlovu
- Emmanuel Jimenez
- Courtney Jenaé
- Courtney Woolsey
- Stacy Hebert
| Choi | |
5. | 「Woohoo」 | | Glory Face | Glory Face | |
6. | 「Headphone 써」(My Headphones on) | Kim Eun-soo | - Didrik Thott
- Niclas Kings
- Ylva Dimberg
| Kings | |
合計時間: | |
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CDのみ盤# | タイトル | 作詞 | 作曲 | アレンジ | 時間 |
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7. | 「I’m gonna be a star (SIXTEENのオープニング曲)」 | | - Park
- Frants
- The Vanderveers (Ebony Rae Vanderveer and Bruce "Automatic" Vanderveer)
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合計時間: | |
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Thailand Edition bonus DVD[30] |
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# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 |
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1. | 「CHEER UP」(Music Video) | | |
2. | 「CHEER UP」(Teaser 1) | | |
3. | 「CHEER UP」(Teaser 2) | | |
4. | 「CHEER UP」(Teaser 3) | | |
5. | 「CHEER UP」(Teaser 4) | | |
6. | 「CHEER UP」(Music Video Teaser 1) | | |
7. | 「CHEER UP」(Music Video Teaser 2) | | |
8. | 「Special Interview」(Special Interview for Thai fans) | | |
チャート[編集]
受賞歴・ノミネート歴[編集]
リリース歴[編集]
脚注[編集]
外部リンク[編集]
TWICE |
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| アルバム |
韓国 |
ミニアルバム | |
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フルアルバム | |
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リパッケージアルバム | |
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スペシャルアルバム | |
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クリスマスエディションアルバム |
- TWICEcoaster : LANE 1CHRISTMAS EDITION(2016年)
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日本 |
アルバム | |
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リパッケージアルバム | |
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ベストアルバム | |
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配信限定アルバム | |
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シングル |
韓国 |
デジタルシングル |
- MORE & MORE (English Ver.) (2020年)
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日本 |
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コンサート |
- TWICELAND - The Opening (2017年)
- Candy Pop (2018年)
- TWICELAND ZONE 2 : Fantasy Park (2018年)
- BDZ (2018年)
- #Dreamday (2019年)
- TWICELIGHTS (2019年 - 2020年)
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関連項目 | |
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