Pro Shift

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Pro Shift V(日野・デュトロハイブリッド)
Pro Shift 7(日野・セレガ ハイデッカーショート)

Pro Shift(プロシフト)は、日野自動車の貨物自動車に開発され、現在は旅客自動車にも採用されているトランスミッションの商標である。運転者の変速操作を簡略化したセミオートマチックトランスミッションの一種。

本項ではかつて同社が大型バスに設定していた、セミオートマチックトランスミッションのEEドライブについても解説する。

EEドライブ[編集]

大型路線バスのイージードライブ化をめざし、電子制御機械式オートマチックの「EEドライブ」を1986年からブルーリボン(P-HT/HU23系)に追加設定した。 トルクコンバーター式のオートマチックとは異なり、マニュアルシフトをベースにシフトチェンジを自動化したもので、高トルク仕様のみの設定であった。

日野自動車の大口ユーザーである近畿日本鉄道を皮切りに、機械式AT車を積極導入した京王帝都電鉄(現・京王電鉄バス)や関東バス、公営事業者では都営バス横浜市営バス大阪市営バスなどに投入された。

実際には運転者の意図するシフトチェンジが行われないなどの欠点も多かった。通常はHOLD段に入れておき手動でシフトチェンジを行うことが一般化し、その際に変速時のショックが起きるなど、経年変化による乗り心地の悪化も招いた。

そのためAT車を積極的に導入した上記の事業者を除けば、京都バス奈良交通西鉄バス京都市営バス神戸市バス仙台市営バスなど、公営事業者を中心に少数の採用にとどまる程度で普及はしなかった。

KC-HT/HU2M系にもEEドライブ搭載の車両が存在したが、横浜市営バスと大阪市営バスに数台が在籍したのみと思われる。1998年のKC-HT/HU2M系のマイナーチェンジの際、EEドライブの設定は抹消された。

トラック用としては、1986年のマイナーチェンジ時にレンジャーにもEEドライブが設定されたが、1988年のマイナーチェンジで設定は抹消されている。

Pro Shift[編集]

脚注[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ Hino 700 Series FY3248 ProShift 16 Air Brochure”. Hino Distributors (NZ) Ltd. 2019年1月19日閲覧。
  2. ^ [1]

関連項目[編集]