Raphael

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Raphael
基本情報
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ロック
メロディックスピードメタル
活動期間 1997年 - 2001年2012年
レーベル Sony Music Records(インディーズ)
FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT(メジャー)
事務所 FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT
公式サイト Raphael OFFICIAL SITE
Raphael Fan Club「天々団」 OFFICIAL SITE
華月 OFFICIAL SITE
Raphael OFFICIAL SITE(2012年)
メンバー
YUKI (ボーカル
YUKITO (ベース
HIRO (ドラムス
華月ギター

Raphael(ラファエル)は、日本のヴィジュアル系バンドである。

1997年に結成され、1999年メジャーデビュー2001年に活動休止し、2012年に約12年ぶりのライブを行う。

公式ファンクラブ名は「天々団」(1999年設立)。

概要[編集]

バンドコンセプトは「等身大の自分たち」。音楽雑誌『Vicious』などで大きく取り上げられ、コーナーも作られたりもしたが、ギター兼コンセプトリーダーであった華月が2000年10月31日に急逝。2001年1月に活動休止し、華月の13回忌にあたる2012年10月31日と11月1日に2夜限りの再演ライブを行う[1]

バンド名は熾天使ラファエルから。かっこよさそうという理由で華月が名付けた。ラファエルが「音楽」や「癒し」を司ることから、音楽性を「癒しの旋律」とする。

ルックスからヴィジュアル系として認知されることが多く、また、HR/HMの評論家和田誠が日本の若手有望ヘヴィメタルバンドとして紹介したこともあったが、実際は歌謡曲をベースにした楽曲が多かった。

メンバー[編集]

  • YUKI(ゆうき、1981年7月11日[2] - )ボーカル
    本名は桜井有紀。少年合唱団の経験があり、クラシック調の独特な歌い方をする。シェフをしている父親にならい、料理が得意。ラファエル活動停止後はドラムのヒロとriceを結成。
  • YUKITO(ゆきと、1981年5月23日[2] - )ベース
    本名は本田之人。ルックスのよさ等が目立っていた。Raphael活動停止後はバンドBLACK LOVEを結成し、自らボーカルとベースを兼任。現在は神奈川県川崎市で友人とHELL'S BARというバーを経営。
  • HIRO(ひろ、1981年11月17日[2] - )ドラム
    本名は村田一弘。ラファエルの後はボーカルのYUKIとriceで活動。大塚愛鈴木亜美BoAなどのバックバンドドラマーとしても活躍している。
  • 華月(かづき[2]、1981年4月7日[2] - 2000年10月31日)ギター
    本名は渡辺和樹。殆どの楽曲を手がけ、Raphaelのほかでも活発な活動を行っていた。愛称かじゅりん。百合十字団のリーダーでもある。2000年に19歳で死去した[3]

来歴[編集]

  • 1997年3月 - YUKITOを中心に上に挙げた4人で結成。
  • 1997年10月 - 当時のサポートキーボーディストを介して、後のプロデューサー平井光一に出会う。
  • 1997年12月24日 - 初ライブ。
  • 1998年4月7日 - 恵比寿GUILTYにて初ワンマン。癒しというコンセプトで活動していく中、彼らの才能を見出した平井光一のプロデュースを得る。
  • 1999年12月23日 - 3daysワンマン初日、池袋CYBER。
  • 1999年2月26日 - 渋谷ON AIR EASTワンマン。
  • 1999年5月28日 - 渋谷公会堂での初のホールワンマン「天使の檜舞台」で、メジャーデビューを発表。チケットは即日完売。
  • 1999年7月23日 - シングル「花咲く命ある限り」でフォーライフ・レコードからメジャーデビュー。
  • 1999年7月26日 - デビュー後初ライブ「白の集い」を渋谷公会堂で行う。
  • 1999年8月 - 全国ツアー「~天使降臨~」。ファイナルは30日、川崎CLUB CITTA'
  • 1999年10月4日 - 赤坂BLITZ二夜連続公演「理想夢物語 白中夢」。
  • 1999年10月5日 - 赤坂BLITZ二夜連続公演「理想夢物語 黒中夢」。
  • 1999年12月1日 - ファーストアルバム『mind soap』を発表。翌日からツアー「mind soap」を開始する。ファイナルは渋谷公会堂。
  • 18歳になり、高校を卒業出来る年齢になり初めて年齢を公表。
  • 2000年3月4日 - 日本武道館で卒業式を意識したライブ「graduation」を行い、第二期Raphaelの開始を宣言する。
  • 2000年夏 - ライブハウスツアー「癒し小屋 ~夏、とにかく暑い」を決行。
  • 2000年10月31日 - リーダーである華月が急逝。
  • 2000年11月19日 - 日比谷野外音楽堂で開かれたお別れ会「Raphaelと天使達」には、数多くのファンが集まった。
  • 2000年11月21日 - インディーズで発売された作品6タイトルをメジャーで再発。
  • 2000年12月から翌年1月にかけてツアー「Raphael Tour 2000-2001 新世紀を駆けぬけろ!」をギターレスで決行。ファイナルの渋谷公会堂2days公演を最後に永久活動休止に入る。
  • 2012年2月 - オフィシャルサイトが立ち上がる[4]
  • 2012年4月7日 - 華月の誕生日である4月7日、オフィシャルサイトにて10月31日、11月1日にZepp Tokyoで復活ライブを行うことが発表された。
  • 2012年10月31日 - 12年ぶりとなるシングル「eternal wish ~届かぬ君へ~」を「Raphael -Starring 華月-」名義でリリース[5]
  • 同日 - Zepp Tokyo「天使の檜舞台 第一夜 白中夢」[6]
  • 2012年11月1日 - Zepp Tokyo「天使の檜舞台 第二夜 黒中夢」[7][8][9]
  • 2012年12月26日・2013年1月30日 - 2日間の再演ライブの模様が完全収録されたCDとDVDをリリース[10]

その他の話[編集]

  • 武道館のライブにて限定配布されたCD「雪の人形」は、亡くなったとあるファンのために華月が作曲したもの。
  • YUKIは料理が上手く、よくメンバーにご馳走していたらしい。
  • 音楽番組「HEY!HEY!HEY!」にも出演経験があり、生前の華月はそこでピアスの多さ(当時18個)や、目蓋をプチ整形したことなど、司会のダウンタウンに突っ込みの材料にされていた。因みにYUKITOは髪のヴォリュームのせいか「ヅラ?」と言われてしまった。
  • マキシシングル『「Sick」~×××患者のカルテ』に収録されている「症状3-×××症」は、ダウン症のことを指している(華月の身内にダウン症の伯父がおり、世間が彼に向ける視線と解釈の不自然さ、疑問を率直に綴ったセンセーショナルな楽曲のひとつ)。
  • メジャーデビュー時のシングルのプロモーションビデオはフランスで撮影され、そこで海外のファンと出会ったことに感動したことが雑誌のインタビューで紹介されている。
  • 『夢より素敵な』から『promise』までのシングルのジャケットイラストを天野喜孝が手掛けている。華月が「ファイナルファンタジーの人がいい」と冗談半分でお願いをしたら、天野の側もRaphaelの音楽を気に入り難なく了承、そのまま実現してしまったということである。
  • 華月の死因は鎮静剤の多量摂取だという。

ディスコグラフィ[編集]

アルバム[編集]

  • LILAC(ミニアルバム)(1998/4/07・TG-1)
  • LILAC -SECOND EDITION(1998/6/27・TG-2)
  • mind soap(1999/12/1・FLCF-3772)オリコンチャート30位
  • 卒業(ミニアルバム)(2000/3/23・FLCF-3784)オリコンチャート50位
  • 不滅華(2001/2/21・FLCF-3841)オリコンチャート17位
  • Raphael Singles(2001/8/1・FLCF-3875)オリコンチャート25位
  • 天使の檜舞台(2012/12/26・UPCH-1913/4)

シングル[編集]

  • White Love Story(1999/2/20・TG-3)
  • 「Sick」~XXX患者のカルテ~(マキシシングル)(1999/2/20・TGR-6)
  • Sweet Romance(1999/4/29・TGR-8)オリコンチャート38位
  • 夢より素敵な(1999/4/29・TGR-7)オリコンチャート37位
  • 花咲く命ある限り (1999/7/23・FLDF-1694)オリコンチャート25位
  • eternal wish ~届かぬ君へ~(1999/10/01・FLDF-1698)オリコンチャート28位
  • promise(1999/11/20・FLDF-1702)オリコンチャート32位
  • lost graduation(2000/2/2・FLCF-3777)オリコンチャート40位
  • Evergreen(2000/8/23・FLCF-3803)オリコンチャート28位
  • 秋風の狂詩曲(ラプソディー)(2000/11/1・FLCF-3810)オリコンチャート24位
  • eternal wish ~届かぬ君へ~ (2012/10/31・UPCH-9790)オリコンチャート24位

未発表曲

  • エルフの憂鬱(2012年、12年ぶりに発売した『eternal wish ~届かぬ君へ~』に新録版を収録)
  • Dear(2012年、12年ぶりに発売した『eternal wish ~届かぬ君へ~』に新録版を収録)
  • 拝啓ナーバス(2012年、12年ぶりに発売した『eternal wish ~届かぬ君へ~』に新録版を収録)

Video[編集]

  • LILAC - VISION OF EXTREMES(1998/8/1・TGV-1)
  • LILAC - VISION OF EXTREMES II(1999/9/22・TGRV-9)
  • Pictorial poem(2000/5/24・FLVF-8551)
  • Raphael Special LIVE 「graduation」 ~2000.3.4 日本武道館~(2000/8/23・FLVF-8552)
  • Pictorial Poem 2(2001/9/19・FLVF-8565)

DVD[編集]

  • Raphael Clips(2001/9/19・FLBF-8040)
  • Last(2001/9/21)
  • First(2001/9/21)
  • Raphael Special Live「graduation」 ~2000.3.4 日本武道館~(2012/10/31・rdvd-001)

 ※上記VHSのDVD版。ライブ会場&オフィシャルサイト限定販売。

  • 「天使の檜舞台 第一夜~白中夢~」(2012/12/26)
  • 「天使の檜舞台 第二夜~黒中夢~」(2013/1/30)

脚注[編集]

  1. ^ Raphael、12年ぶり復活ライブ「華月の墓前で決意した」”. ナタリー. 2012年4月7日閲覧。
  2. ^ a b c d e 「Raphael」、『Vicious』2000年8月号、 138頁。
  3. ^ 「ヴィジュアル系ディスクガイド名盤100選1980~2003」、『音楽誌が書かないJポップ批評27 X JAPANと「ヴィジュアル系」黄金伝説』、宝島社、2003年7月、 108頁。 ISBN 978-4796633826
  4. ^ V系バンド・Raphaelが11年ぶりに復活か? サイトでカウントダウン始動”. オリコン. 2012年3月4日閲覧。
  5. ^ Raphael、活動休止後12年ぶりにシングルリリース”. ナタリー. 2012年9月10日閲覧。
  6. ^ ライブレポート Raphael再演『天使の檜舞台 第一夜 白中夢』”. BARKS. 2012年12月27日閲覧。
  7. ^ 「諦めないでよかった」Raphael、華月とともに12年ぶり熱演”. ナタリー. 2012年11月4日閲覧。
  8. ^ Raphael、華月さん13回忌で涙の復活ライブ「不滅だよ」”. オリコン. 2012年11月4日閲覧。
  9. ^ ライブレポート Raphael再演『天使の檜舞台 第二夜 黒中夢』”. BARKS. 2013年1月29日閲覧。
  10. ^ Raphael、<天使の檜舞台>を完全収録したDVDを2ヶ月連続リリース”. BARKS. 2012年12月4日閲覧。

関連項目[編集]