smile (THE YELLOW MONKEYのアルバム)

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smile
THE YELLOW MONKEYスタジオ・アルバム
リリース
録音 1994年4月8月10月
日本コロムビア
Music Inn
ジャンル ロック
時間
レーベル TRIAD / 日本コロムビア
プロデュース 吉井和哉
宗清裕之
チャート最高順位
ゴールドディスク
Gold disk.png ゴールド (日本レコード協会 1996年5月)
THE YELLOW MONKEY アルバム 年表
jaguar hard pain
(1994年)
smile
(1995年)
FOUR SEASONS
(1995年)
『smile』収録のシングル
  1. 熱帯夜
    リリース: 1994年7月21日
  2. Love Communication
    リリース: 1995年1月21日
  3. 嘆くなり我が夜のFantasy
    リリース: 1995年3月1日
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smile』(スマイル)は、日本ロックバンドTHE YELLOW MONKEYの4枚目のオリジナルアルバム。

1995年2月1日日本コロムビア・トライアドレーベルよりリリースされた。 また、1995年7月21日ミニディスク盤が、2000年8月19日に廉価盤が再発された。さらに、2013年12月4日に、リマスター盤Blu-spec CD2にて再発売された。

解説[編集]

  • 前作『jaguar hard pain』がコンセプト・アルバムであったのに対し、本作は吉井曰く「ハード・フレンチ・ポップを目指した」作品となっている。これは純粋にメンバーの「もっと売れたい」「チャートの上位で勝負がしたい」という願いが結実したもので、初のオリコンチャートTOP10入りを果たすなど、狙い通り売上は前作に比べ大幅にアップした[1]
  • タイトルの『smile』は、吉井曰く「シンプルでわかりやすいタイトルにしたかった」と語っている[1]
  • ジャケットのデザインはスウェードのパロディ[2][3]
  • バンドとして唯一ミニディスク盤(品番:COYA-54)が、1995年7月21日にシングル「追憶のマーメイド」と初の日本武道館ライブを収録したVHS『Cherry Blossom Revolution-Live at BUDOKAN-』と合わせて3タイトル同時発売された。

評価[編集]

  • ROCKIN'ON JAPAN』誌上のディスクレビューでは「産業廃棄物」と酷評された。吉井は同誌上の連載コーナーであるエッセイにて「(『smile』は)命を削って作ったものである」と本作に込めた思いを綴り、これに反論した[4]

収録曲[編集]

#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「Smile」 吉井和哉吉井和哉
2.「マリーにくちづけ」 吉井和哉THE YELLOW MONKEY
3.Love Communication 吉井和哉THE YELLOW MONKEY
4.「サイケデリック・ブルー」 吉井和哉THE YELLOW MONKEY
5.「See-Saw Girl」 吉井和哉THE YELLOW MONKEY
6.「争いの街」 吉井和哉THE YELLOW MONKEY
7.「エデンの夜に」 吉井和哉THE YELLOW MONKEY
8.「イエ・イエ・コスメティック・ラヴ」 吉井和哉・菊地英昭THE YELLOW MONKEY
9.「ヴィーナスの花」 吉井和哉THE YELLOW MONKEY
10.「“I”」 吉井和哉THE YELLOW MONKEY
11.「Hard Rain」 吉井和哉THE YELLOW MONKEY
12.嘆くなり我が夜のFantasy 吉井和哉THE YELLOW MONKEY
13.熱帯夜 吉井和哉THE YELLOW MONKEY
合計時間:
  1. Smile
    冒頭にロシア語のナレーションが入っている。メンバーは一切演奏に参加していない。
  2. マリーにくちづけ
    前曲と繋がっている。
  3. Love Communication
    先行シングル曲。アルバムのレコーディング後に「勝負曲としてのシングルナンバーがほしい」というスタッフの強い要望により、急遽制作されたナンバーである[5]
  4. サイケデリック・ブルー
  5. See-Saw Girl
    5thシングル『Love Communication』カップリング。
  6. 争いの街
    戦争で離ればなれになった恋人をテーマとしており、前作『jaguar hard pain』のコンセプトを引き継いだ楽曲[5]
  7. エデンの夜に
    『Love Communication』を制作するまで吉井のいち押しシングル候補であった[5]
  8. イエ・イエ・コスメティック・ラヴ
    レコーディング半ばまでサビのフレーズは完成時よりも単純なものであったが、歌入れ直前に現在のものに変更された[5]
  9. ヴィーナスの花
    「エデンの夜に」同様、吉井のシングル候補であったが、スタッフから「弱い」とダメ出しされたという[6]
  10. “I”
  11. Hard Rain
    吉井が亡くなった友人に捧げたバラード曲。
  12. 嘆くなり我が夜のFantasy
    インディーズ時代からのライブでの定番ナンバー。アルバム用に新たに録音するにあたって、歌詞を一部変更してレコーディングされ、後に6thシングルとしてリカットされた。
  13. 熱帯夜
    4thシングル。

参加ミュージシャン[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b ROCKIN'ON JAPAN 1995年1月号
  2. ^ 円堂都司昭 (2016年8月20日). “THE YELLOW MONKEYは“日本のロック”を堂々と鳴らす——サマソニ出演に寄せる期待”. Real Sound. http://realsound.jp/2016/08/post-8845.html 
  3. ^ SWITCH 2019 VOL.37. (2019) 
  4. ^ 吉井和哉『吉井和哉の㊙おセンチ日記』ロッキング・オン、1996年
  5. ^ a b c d TRIAD COMPLETE BOX ブックレット
  6. ^ ROCKIN'ON JAPAN 1995年8月号