snow drop (L'Arc〜en〜Cielの曲)

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snow drop
L'Arc〜en〜Cielシングル
初出アルバム『ray
B面 a swell in the sun
リリース
規格 8㎝シングル
12cmシングル (再発)
ジャンル ポップス
ロック
時間
レーベル Ki/oon Records
作詞・作曲 hyde (作詞)
tetsu (作曲)
プロデュース L'Arc〜en〜Ciel
岡野ハジメ
ゴールドディスク
  • ミリオン(CD
  • ゴールド(シングルトラック)
※ いずれも日本レコード協会認定
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 週間22位(再発盤・オリコン)
  • 1998年10月度月間1位(オリコン)
  • 1998年11月度月間7位(オリコン)
  • 1999年1月度月間19位(オリコン)
  • 1998年度年間15位(オリコン)
  • 登場回数23回(オリコン)
L'Arc〜en〜Ciel シングル 年表
HONEY
花葬
浸食 〜lose control〜
(1998年)
snow drop
(1998年)
forbidden lover
(1998年)
ray 収録曲
Sell my Soul
(4)
snow drop
[ray mix]
(5)
L'heure
(6)
The Best of L'Arc〜en〜Ciel 1998-2000 収録曲
花葬
(4)
snow drop
(5)
forbidden lover
(6)
ミュージックビデオ
snow drop - YouTube
(※) YouTube Music Premium限定
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snow drop」(スノー ドロップ)は、日本のロックバンドL'Arc〜en〜Cielの13作目のシングル。1998年10月7日発売。発売元はKi/oon Records

解説[編集]

翌週発売の「forbidden lover」と合わせ、シングル2週連続発売の1週目に発売されたシングル。

本作リリース前に放映されたCMでは、3作同時シングル発売に引き続きプロレスラー藤原喜明が出演している。

通算4作目のオリコン週間シングルチャート初登場1位を記録するとともに、10thシングル「HONEY」、11thシングル「花葬」に続きシングルでは3作目のミリオンセラー(114.6万枚)となった。L'Arc〜en〜Cielのシングル作品の中では「HONEY」に次いで2番目に多く売り上げている。

また、当時、音楽ユニットのglobeが4作連続リリースを試み、同日4作目最後の「Perfume of love」を発売したが、この作品で4作連続1位を阻止した。ちなみに、この4作連続リリースはL'Arc〜en〜Cielの3作同時シングルリリースに感化されたものであることを、小室哲哉自身がフジテレビ系番組『めざましテレビ』の取材にてコメントしている。

このシングルはオリコン週間シングルチャート通算666作目の首位作品である。

収録曲[編集]

  1. snow drop
    フジテレビ系ドラマ『走れ公務員!POLICE WOMAN』主題歌。
    曲のタイトルは、春を告げる花といわれているヒガンバナ科マツユキソウの英語名"snowdrop"から取られている。タイトルについて、hydeは「雪の中に咲く花の名前がタイトルになればいいなと思って、調べてたらそういう花があったから[1]」と述べており、歌詞の中の「ユキノハナ」はこの花を指している。
    tetsuyaがアニメフランダースの犬』を観た後に制作した楽曲で、制作の経緯を聞いたhydeもアニメを観て「優しい気持ちで歌詞を書いた」「引っかけとかを作らずに書いたのは、久しぶりかも」と述べている[1]
    この曲のギターのソロパートでは、トーキング・モジュレーターが使用されている。また、tetsuyaの「タムを使ったフレーズが欲しい[2]」というリクエストを受け、yukihiroドラムセットの特徴とも言えるロートタムが非常に多く使用されている。yukihiro曰くドラム録りに苦労したといい、「あまりドラムキット感のない、タムだけ別の人間が叩いている雰囲気の音作りをしていて、キット感が無いとバタバタ聞こえるんです。だからテイクを録るのも時間がかかった[2]」と述べている。
    ミュージック・ビデオは、核戦争後に死の灰が降り注ぐ世界が舞台。その世界で冷凍保存されたメンバーが目覚め、彼らの演奏によって世界を呼び覚ますというコンセプトになっている。
    7thアルバム『ray』には「ray mix」と題したアルバムバージョンが収録されている。シングルバージョンは2003年発売のベストアルバムThe Best of L'Arc〜en〜Ciel 1998-2000』に収録(海外では韓国、台湾盤の『Clicked Singles Best 13』に既に収録されていた)。
  2. a swell in the sun
    • 作詞:hyde / 作曲・編曲:yukihiro
    1998年に開催されたライブツアー「Tour '98 ハートに火をつけろ!」のオープニングS.E.として使用されていた楽曲。
    初めてyukihiroがL'Arc〜en〜Cielで作曲した楽曲。歌詞は全英語詞となっており、hydeがノストラダムスの大予言について歌った詞となっている[3]
    L'Arc〜en〜Ciel加入以前からyukihiroが温めていた曲で、「(本作発売前から)3年前ぐらいに、自分用に作った曲[3]」と述べている。tetsuyaは、yukihiroがバンドに加入する遥か前に、聴かせてもらったことがあったという[3]。また、当初のメロディが曖昧だったため、歌入れの際にhydeがメロディを構成し直している。ちなみに、繰り返すギターフレーズは、yukihiroが当初入れていたテイクを使ったループとなっており、kenがギターを弾いている部分は最後の16小節のみとなっている[3]
    yukihiro曰く、当初はレニー・クラヴィッツっぽく作ったというが[3]、yukihiroは制作を振り返り「レニー・クラヴィッツみたいなギターのリフのある曲を作ろうかなと思って考えたんだけど、出来てみたら別にレニー・クラヴィッツじゃなくなった[4]」と述べている。また、hydeは「素材として歌をレコーディングするのは自分の中で凄い新鮮だった。ボーカルはアニー・レノックスをイメージして歌いました[5]」と述べている。
    リミックスアルバム『ectomorphed works』には「a swell in the sun (system in chaos)」と題したリミックスバージョンで収録されており、アルバム内では新規にリミックスされた数少ない楽曲となっている(大半はカップリングとして収録された楽曲のリアレンジである)。なお、シングルバージョンは、ベストアルバム『The Best of L'Arc〜en〜Ciel c/w』、『QUADRINITY 〜MEMBER'S BEST SELECTIONS〜』に収録。
  3. snow drop (hydeless version)

参加ミュージシャン[編集]

カバー[編集]

収録アルバム[編集]

オリジナルアルバム
  • ray』 (#1,アルバムバージョン)
ベストアルバム
リミックスアルバム
サウンドトラック
  • 『走れ公務員! Original Soundtracks』 (#1,勝又隆一によるアレンジバージョン)

関連事項[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 『PATi PATi』、p.19、ソニー・マガジンズ、1998年10月号
  2. ^ a b 『Gb』、p.18、1998年11月号
  3. ^ a b c d e 『PATi PATi』、p.20、ソニー・マガジンズ、1998年10月号
  4. ^ 『B-PASS』、p.17、シンコーミュージックエンタテイメント、1998年11月号
  5. ^ 『Gb』、p.17、1998年11月号