symmetry

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symmetry
the Canadian Club の スタジオ・アルバム
リリース 2008年11月12日
録音 2008年8月 - 10月
ジャンル J-POPロック
時間 36分22秒
レーベル CLOUD RECORDS
プロデュース 横井泰彦
チャート最高順位

14位 (タワ-レコード J-Indies)


symmetry』(シンメトリー)は、風神やMORNING GLORY等が輩出したCLOUD RECORDSより、2008年11月12日に全国リリースされたthe Canadian Clubの1stフルアルバムである。


解説[編集]

2008年5月にCLOUD RECORDSよりCDを全国リリースすることが決定し、翌月から数ヶ月間に渡りデモ制作及びプリプロ制作に入った。同年8月には音楽プロデューサーの横井泰彦とレーベルのエグゼクティブ・プロデューサーの榊原雄一を中心に協議し、収録曲を決定。バンド側とプロデューサーによるアレンジ作業を進め、翌月より制作に入り、約1ヶ月半に渡るレコーディング作業の末、10月初旬に完成、発表となった。

アルバムの制作にあたって、プロデューサーらと幾度に渡るミーティングを重ね、コンセプトと方向性を築き上げていった。特にこれまでの英語詞中心による創作とは異なり、日本人として、日本語詞による創作に努めた。

アルバムのカバーフォトにはセルビア人カメラマン、Uros Petrovic氏を起用。また、音楽プロデューサー自らも撮影に全面協力。ジャケット内に使われた写真の大部分を担う。見開きやバックインレイに使用された広大なスケールの写真は、彼らの地元である岐阜県中津川にある椛の湖キャンプ場内の山中で、真夏の炎天下にてロケーションを敢行。町の大半が自然に恵まれた山岳地帯に覆われており、そこで育った彼らならではという、彼らの意向を最も反映した結果となった。その他にも多くの写真が使われているが、撮影については、彼らが本拠地とする名古屋市内のライブハウス「名古屋ミュージックファーム」の近辺やプロデューサーの自宅近辺などでも行われた。

アルバムタイトルの由来[編集]

レコーディング作業も終盤に差し掛かった頃に、プロデューサーの横井がメンバーである志津に"symmetry"というタイトルを提唱する。"シンメトリー"とは、ある変換に関して不変である性質のことを言い、今回CDデビューを果たすにあたり、バンドがより上を目指し進化を遂げようとしているが、バンドが培ってきた音楽性だったり人間性を決して変化させることなく、あくまで昇華させる、といった意味合いを強調すべく考えられたバンドのコンセプトとでも言うべきタイトルである。また、このタイトルには、彼らの持ち味の1つでもある志津と桂川の2人のリードボーカリストとしての対称性、また、創作の中心人物でもある彼らの楽曲の性質上による対称性、それまでの英語詞中心の楽曲と日本語詞中心の楽曲との対称性など、様々な意味を持ち合わせている。

キャッチコピーについて[編集]

「懐かしくもあり、新しくもある。まさに21世紀の懐メロ!! 全ての人の忘れかけていた記憶が今、蘇る・・・」

このCDの帯にも記されているコピーの通り、一過性のインディ系ロックに留まらず、常に初心に還り、純粋に多くの人の心に響く印象深いメロディとサウンドを直向に作ろう、といった彼らの意気込みと人間性をそのまま表しており、「ロックミュージック」を一部の若者達だけで共有するのではなく、老若男女、幅広い世代間で共有していきたいという現れでもある。

収録曲[編集]

  1. 夢の記憶 (作詞:桂川知也/作曲:桂川知也)
    アルバムを制作するにあたり新たに書き下ろしたナンバーで、このアルバムのリード曲となる。
  2. MY WAY (作詞:桂川知也/作曲:桂川知也)
    こちらもアルバムを制作するにあたり新たに書き下ろしたナンバーで、このアルバムのリード曲となる。
  3. アスファルト (作詞:志津利弘、横井泰彦/作曲:志津利弘)
    こちらもまたアルバムを制作するにあたり新たに書き下ろしたナンバーで、リード曲として扱われている。
  4. one (作詞:志津利弘、横井泰彦/作曲:志津利弘)
    アルバム制作が決定する直前に作られたナンバーで、元々は英語詞であったが、プロデューサーの意向とアルバムのコンセプトに従いストーリー性の高い日本語詞に書き上げられたバラード。
  5. アシンメトリー (作詞:志津利弘、横井泰彦/作曲:志津利弘)
    曲名の通りアルバムタイトルともリンクしている。
  6. again (作詞:桂川知也/作曲:桂川知也)
    元々は全編英語詞で「overflow」というタイトルだったナンバーで、今回のアルバム収録に合わせて全編日本語詞にし、再アレンジ。
  7. room (作詞:志津利弘/作曲:志津利弘/作詞補:渡辺紀明)
    「CANADIAN SNATCH」時代から存在していた初期の代表的なナンバーで、当時リリースされたオムニバスやデモ音源にも収録されていた。今回のアルバム収録にあたっては全編英語詞という部分は変えず、英語詞のまま歌詞の内容をリメイク。
    また、英語詞の創作にあたっては、今アルバム制作でエンジニアを務めた渡辺紀明が作詞補を担っている。
  8. the Word (作詞:志津利弘/作曲:志津利弘/作詞補:渡辺紀明)
    こちらもまた「CANADIAN SNATCH」時代から存在していた初期の代表的なナンバーで、当時リリースされたデモ音源にも収録されていた。今回のアルバム収録にあたっては全編英語詞という部分は変えず、英語詞のまま詞の内容をリメイク。
  9. Promise (作詞:桂川知也/作曲:桂川知也)
    完成した当初は全編英語詞だったが、今回のアルバム収録にあたってプロデューサーの意向に沿い全編日本語詞としてリメイクしたナンバー。
  10. (作詞:志津利弘/作曲:志津利弘)

参加ミュージシャン[編集]

レコーディングスタジオ[編集]

COO RECORDING STUDIO (名古屋)