ほぼすべての曲の作詞・作曲・レコーディングは、1999年秋から2000年春までという比較的短い制作期間で集中的に行われた。中でもアルバム曲のレコーディング期間は約一週間程であり、メンバーはメロディも歌詞もない状態でオケの録音を行い、そのインスト音源を聴きながら藤原が後からメロディと歌詞を付けるというスタイルで作られた。「Opening」「Ending」に到っては、元々書いていた曲「プレゼント」から「Opening」「Ending」の役割を果たすために抜き出してきた。(なお、「プレゼント」は2008年に完全版がレコーディングされ、同年のアルバム『present from you』に収録している)
多忙なスケジュール、契約問題、その他様々な重圧に悩まされていた暗黒期であり、「その頃の俺たちのそのまま」を表す言葉として「THE LIVING DEAD」(生ける屍)と名づけられた。
独立した楽曲としては発表された中で最も短い。ある人物(ラフ・メイカーであると藤原自身が明言している。)が、泣いている「君」に語りかけてくる。本作は、この人物が持ってきた「いくつかの物語」という構成。アコースティックギター2本で作られた曲。『present from you』収録の「プレゼント」の一部。