THE LONDON TIMES

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THE LONDON TIMES (ザ・ロンドンタイムス)は、日本のロック・バンド。1983年に結成し、1988年に解散した。2018年に再結成している。「ロンタイ」の愛称で知られている。

メンバー[編集]

通称「サンペイ」(由来は林家三平から来ている)。元頭狂ドールズ、FREDRICK、Action Painting、THAMES BEAT。

通称「イワジー」。元頭狂ドールズ、Yaung Skins、チロリアンテープ・チャプター4、デキシード・ザ・エモンズ、FREDRICK、THAMES BEAT、岩島40Colours、FRESH!

通称「キャプテン・ティンカーベル」「カメさん」「バイチ」。元ザ・コーツ、キャプテンズ・マーマレード。

  • 金野由之(こんの よしゆき) - ドラム

通称「コンちゃん」。元DEEP&BITES、the castanets、MAMORU & THE DAViES。

元メンバー[編集]

通称「トミー」。元FREDRICK、TIMESLIP-RENDEZVOUS

  • 島津正志(しまづ まさし) - ドラム

1986年脱退。

概要[編集]

90年代にFREDRICKで活動していた片岡健一が結成したモッズ・バンドである。 前身バンドは頭狂ドールズ。 その音楽性から「ブリティッシュ・ビートの申し子たち」、「日本最後のビート・バンド」などと呼ばれていた。 THE BLUE HEARTSコレクターズTHE JUMPSザ・ファントムギフトなどのバンドとつながりを持ち、当時の音楽シーンでは幅広く受け入れられていた。LA-PPISCHの杉本恭一曰く、「当時は覆面バンドとして「英国新聞」・「BRIDGE HOUSE」名義でも活動していた」とされる。

略歴[編集]

片岡健一、中学校の同級生と「頭狂ドールズ」結成。転校生だった岩島篤史を足踏みオルガンに起用する。
EastWestに参加。地区大会でアナーキーを見て衝撃を受ける。岩島ベースに転向。
1月、ロンドンタイムスを本格的に始動。ドラムに冨澤裕之が参加するが脱退。島津加入。
ザ・コーツのキャプテン・ティンカーベルがキーボードで参加。
3月8日「JUST A BEAT SHOW」収録後、島津失踪。ドラムに金野が加入。
6月、韋駄天ロックツアー敢行。ザ・ブルーハーツ、TRASHと3バンドで東京・名古屋・大阪・京都をまわる。
9月、キャプテンレコードよりミニLP「無気力な時代」発表。
9月27日、豊島公会堂にてファントムギフトとジョイントライブ決行。800人動員。

   2月、メジャーデビューが決定していたが、渡辺・金野・亀山が脱退することに伴い解散を発表。2月21日に日仏会館で解散ライブを行なった。


解散後[編集]

  • 片岡は岩島・富澤とFREDRICK (バンド)を結成するが1993年に活動を休止する。数年の音楽活動休止期間を経て2004年に再び岩島とTHAMES BEATを結成するが、岩島は数年後に脱退。2012年以降THAMES BEATは活動を行っておらず、そのまま活動を休止したと思われる。
  • 岩島は片岡・富澤とFREDRICKで活動。活動休止後は様々なバンドで活動し、2004年に再び片岡とTHAMES BEATを結成するが、数年後に脱退。
  • 亀山はキャプテンズ・マーマレードを結成。同時期にFREDRICKのサポートメンバーとしても活動していた。
  • 金野はドラマーからパーカッショニストに転向し、DEEP & BITESに加入。同バンド活動休止後は再びドラマーとしてthe castanets、MAMORU & THE DAViES(元グレイトリッチーズの渡辺まもるのバンド)で活動。
  • 冨澤は片岡・岩島とFREDRICKで活動。活動休止後はTIMESLIP-RENDEZVOUSを結成するが2009年に脱退。

エピソード[編集]

  • ボーカルの片岡が「サンペイ」と呼ばれる理由は、口癖が「どーもすみません」だった事(林家三平のギャグ)から取られている。
  • 当時、キーボードの亀山はライブ時、顔を白塗りにしたうえスカートを履き女装してライブに参加していた。ある日、LA-PPISCHの上田現は対バン時に彼に対抗する形で彼と同じようなスカートを履き、顔を赤塗りにして参加したという。
  • 1986年、「ロンタイ、レピッシュ、イエッツの『早稲田祭ライブ』での合同打ち上げの20数名と、相手側約3名が中野の「つぼ八」(現在、同地は白木屋になっている)で喧嘩し、それがエスカレートして近くの交番まで警察に連れて行かれたあげくそれでもおさまりがつかなくなり、ついにパトカーで代表者の片岡と相手方1人が警察まで行った」という事件がある。この事件は「中野“つぼ八”事件」としてLA-PPISCHとロンドンタイムスのメンバー間で現在まで語り継がれてきている。
  • LA-PPISCHの「room」(アルバム「WONDER BOOK」に収録)という曲は、メンバーの杉本恭一がロンドンタイムスの解散に衝撃を受けて作った曲である。

作品[編集]

シングル[編集]

  • THEME OF THE LONDON TIMES(年代不明)
  • HEINZ(年代不明・ソノシート)
  • ビバ!クリスマス(年代不明・ソノシート)※「LONDON TIMES&BAD LOTS」名義。当時「渋谷La mama」で行われたクリスマスライブの入場者に無料配布された。コーラスにゲストとして甲本ヒロトやGHOULのMASAMIやが参加している。

アルバム[編集]

  • 無気力な時代(1986年9月)

オムニバス・アルバム[編集]

  • MODS MAYDAY‘83 BEHIND THE NIGHT(1983年・カセットテープ)
  • LES ENFANTS TERRIBLES(1984年)
  • THE LONDON TIMES/BRIGHTON BLUE BEATS(1984年・コンピレーションアルバム)
  • MODS MAYDAY‘84 RADIATE FROM NEW HEARTS!(1984年・カセットテープ)※「BRIDGE HOUSE」名義で参加。
  • JUST A BEAT SHOW 1986.3.8 YANEURA (1986年5月)
  • 子どもたちのcity(1987年2月)