TRAD

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TRAD
竹内まりやスタジオ・アルバム
リリース
録音 Planet Kingdom
Sound Inn
Sony Music Studio Tokyo
Onkio Haus
Shangri-La
ジャンル J-POP
時間
レーベル MOON / WARNER MUSIC JAPAN
プロデュース 山下達郎
竹内まりや
チャート最高順位
  • 週間1位(2週連続、オリコン[1]
  • 2014年9月度月間2位(オリコン)[2]
  • 2014年10月度月間6位(オリコン)[3]
  • 2014年11月度月間29位(オリコン)[4]
  • 2014年度年間15位(オリコン)[5]
ゴールドディスク
  • プラチナ(日本レコード協会[6]
  • 第56回日本レコード大賞最優秀アルバム賞[7]
  • 第7回CDショップ大賞マエストロ賞[8]
  • 竹内まりや アルバム 年表
    Mariya's Songbook
    2013年
    TRAD
    (2014年)
    VARIETY -30th Anniversary Edition-
    (2014年)
    『TRAD』収録のシングル
    1. 縁の糸
      リリース: 2008年11月26日 (2008-11-26)
    2. ウイスキーが、お好きでしょ
      リリース: 2010年11月3日 (2010-11-03)
    3. いのちの歌
      リリース: 2012年1月25日 (2012-01-25)
    4. たそがれダイアリー
      リリース: 2013年2月27日 (2013-02-27)
    5. Dear Angie〜あなたは負けない/それぞれの夜
      リリース: 2013年7月3日 (2013-07-03)
    6. Your Eyes
      リリース: 2013年10月27日 (2013-10-27)
    7. 「アロハ式恋愛指南」
      リリース: 2014年6月10日 (2014-06-10)
    8. 「静かな伝説(レジェンド)」
      リリース: 2014年7月23日 (2014-07-23)
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    TRAD』(トラッド)は、2014年9月10日に発売された竹内まりやの通算11枚目のスタジオ・アルバム

    解説[編集]

    前作『Denim』以来7年ぶりのスタジオ・アルバムであり、アルバム全体としてもオールタイムベスト・アルバムExpressions』以来6年ぶりとなる。当初は2014年9月3日発売とアナウンスされたが、初回特典DVDに収録する「souvenir 2000 LIVE」ライブ映像のデジタライズ処理に遅れが生じたために、1週間発売が延期された。

    アルバムタイトルの『TRAD[注 1]』には、「時代に流されず残っていくものを目指したい」という竹内の想いが込められている。

    初回限定盤にはDVDが付属し、先行シングル『静かな伝説(レジェンド)』のミュージックビデオ、2000年に行われたライブ「souvenir 2000 LIVE」より「カムフラージュ」「」「不思議なピーチパイ」「September」のライブ映像、これまで撮影したPVをダイジェストで収録した『Digest of Mariya Takeuchi』を収録。DVDの収録時間はデビュー35周年目にちなみ、トータル35分に集約されている[9]

    アルバムの特典に映像作品がつくのはキャリアを通して初めてのことである。これについて竹内は「ダウンロードで単曲買いをする方も増えているなか、パッケージに魅力を感じていただくためには、時代のニーズという面でも、やはり映像ものの方が喜ばれるでしょう」と語っている。また、「(特典DVDが)皆さんからの手ごたえを感じ取ることができれば、今後ちゃんとしたライヴDVDを出すことも検討していきたい」とも語っている[10]

    ジャケットは、竹内の実家・竹野屋旅館(島根県出雲市)にて撮影された。また、ブックレットには、竹内本人による楽曲解説が添えられている。

    記録・受賞[編集]

    発売初週に11.9万枚を販売し、9月22日付のオリコン週間アルバムランキングに1位で初登場。59歳6ヶ月でのアルバム首位獲得は、松任谷由実の記録(『日本の恋と、ユーミンと。』、58歳10ヶ月)を上回り女性アーティスト最年長記録を更新した。(2016年、松任谷由実が『宇宙図書館』、62歳10ヶ月で女性アーティスト最年長記録を更新した。)また、『LOVE SONGS』『VARIETY』(1980年代)、『Quiet Life』(1990年代)、『Bon Appetit!』『Denim』(2000年代)と本作(2010年代)により、史上初めて4年代連続でオリジナルアルバムでの首位を獲得することとなった[11]

    発売2週目には4.9万枚を販売して9月29日付のオリコン週間アルバムランキングで再び1位を獲得、59歳6か月での2週連続1位達成は史上最年長記録となった[1][注 2]

    2014年の第56回日本レコード大賞において最優秀アルバム賞を受賞した[13]。本人がステージに登場することはなかったが、電話で出演をした。そして、受賞アルバムの収録曲「静かな伝説(レジェンド)」のライブ映像が放送された。このライブ映像は、同年に開催されたアリーナツアー「souvenir 2014」の模様であった。

    収録曲[編集]

    1. 縁の糸
    2. それぞれの夜
    3. アロハ式恋愛指南
      • (作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎 / ストリングスアレンジ:牧戸太郎)
      • 43rdシングル曲(配信限定)。
      • 映画『わたしのハワイの歩きかた』主題歌として書き下ろされた。
    4. ウイスキーが、お好きでしょ [CMアレンジ Version]
    5. Dear Angie〜あなたは負けない
      • (作詞・作曲:杉真理 / 編曲:BOX / コーラスアレンジ:杉真理 / ストリングアレンジ:嶋田陽一)
      • 41stシングル曲(両A面)。
      • 2013年 TBSテレビ系深夜ニュース『NEWS23』エンディングテーマ。
    6. 最後のタンゴ
    7. 輝く女性(ひと)よ!
      • (作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎 / ストリングスアレンジ:服部隆之
      • 39thシングルc/w曲。2012年にコーセー「GRANDAINE LUXAGE」CMソングとして書き下ろされた。
    8. 夏のモンタージュ
      • (作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎)
      • 2008年にTBS系ドラマ『ナツコイ』の主題歌として、みつき(高畑充希)へ提供した楽曲のセルフカバー。高畑がコーラスとして参加している。
    9. リユニオン
      • (作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎 / ストリングスアレンジ:服部克久)
      • フジテレビ系『金曜プレステージ』のエンディングテーマとして、松たか子へ提供した楽曲のセルフカバー。
    10. 特別な恋人
      • (作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:増田武史
      • 松田聖子のデビュー30周年記念として提供した楽曲のセルフカバー。
    11. たそがれダイアリー
      • (作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎 / ストリングスアレンジ:後藤勇一郎)
      • 40thシングル曲。テレビ朝日系ドラマ『おトメさん』主題歌。
    12. 深秋
      • (作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎 / ストリングスアレンジ:服部隆之)
      • NHK土曜ドラマ芙蓉の人〜富士山頂の妻』主題歌として書き下ろされた。本作の中では最新曲。
    13. 静かな伝説 (レジェンド)
    14. Your Eyes
      • (作詞:Alan O'Day / 作曲・編曲:山下達郎 / ストリングスアレンジ:服部克久)
      • 42ndシングル曲(配信限定)。TBS系日曜劇場『安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜』主題歌。1982年に、夫の山下達郎が発表したアルバム『FOR YOU』の収録曲をカバー。元々は山下が竹内のために書き下ろした楽曲だったが、不採用になったために山下が自らのレパートリーとしていた。事実上、それまでは山下がセルフカバーし、31年越しの楽曲提供が実現したことになる。原曲の青山純(故人)によるドラム演奏にこだわり、打ち込みにて再現している[17]
    15. いのちの歌
      • (作詞:Miyabi (竹内まりや) / 作曲・編曲:村松崇継
      • 39thシングル曲。NHKドキュメンタリードラマ『開拓者たち』主題歌。NHK連続テレビ小説『だんだん』劇中歌として、Miyabi名義にて茉奈 佳奈へ詞を提供した楽曲のセルフカバー。茉奈 佳奈がコーラスとして参加している。映画『嫌な女』主題歌。

    クレジット[編集]

    スタッフ[編集]

    • Executive Producer:小杉理宇造
    • Recording Engineer:中村辰也, 田中信一, 飯尾芳史, 沖津徹, 梅津達男, 安部徹
    • Mixed by 中村辰也 (at Planet Kingdom)
    • Expect:「Dear Angie 〜あなたは負けない」Mixed by 飯尾芳史, 「いのちの歌」Mixed by by 沖津徹
    • Assistant Engineer:杉山朋子, 庄子淳, 鶴田尚也, 松本英人, 高村政貴, 中内茂治, 大竹悠太, 米山雄大, 春雅之, 原田しずお, 野口素弘, 佐藤千恵, 長谷川巧, 赤井聡史, 稲垣杏里
    • Mastering Engineer:菊地功 (at Warner Music Mastering)

    リリース履歴[編集]

    # 発売日 レーベル 規格 品番 備考
    1 2014年9月10日 (2014-09-10) MOON / WARNER MUSIC JAPAN CD+DVD WPCL-30906/7 初回限定盤。
    CD WPCL-11959 通常盤。
    2014年11月19日 (2014-11-19) 2LP WQJL-10018/9 アナログ盤。

    脚注[編集]

    [脚注の使い方]

    注釈[編集]

    1. ^ 本来は「伝統的」を意味する「トラディショナル(traditional)」の略語。
    2. ^ この記録は後に2015年4月29日発売の浜田省吾のアルバム『Journey of a Songwriter 〜 旅するソングライター』によって更新された[12]

    出典[編集]

    1. ^ a b “【オリコン】竹内まりや、59歳半で史上最年長V2”. ORICON STYLE (オリコン). (2014年9月23日). http://www.oricon.co.jp/news/2042448/full/ 2014年10月1日閲覧。 
    2. ^ 【オリコン】2014年9月度月間ランキング 2014年12月31日閲覧
    3. ^ 【オリコン】2014年10月度月間ランキング 2014年12月15日閲覧
    4. ^ オリコン月間CDアルバムランキング 2014年11月度 21〜30位 2014年12月15日閲覧
    5. ^ 【オリコン】2014年度年間ランキング1位〜25位2014年12月31日閲覧
    6. ^ ゴールドディスク認定作品一覧 2014年9月”. 日本レコード協会. 2014年11月20日閲覧。
    7. ^ 第56回 輝く!日本レコード大賞”. TBSテレビ. 2014年11月20日閲覧。
    8. ^ 第7回CDショップ大賞2015”. 全日本CDショップ店員組合. 2015年3月23日閲覧。
    9. ^ 公式ページ ディーラーインタビュー(TSUTAYA編)
    10. ^ 公式ページ ディーラーインタビュー(TSUTAYA編)
    11. ^ “【オリコン】竹内まりや、女性最年長59歳で1位 史上初「4年代連続」首位も達成”. ORICON STYLE (オリコン). (2014年9月16日). http://www.oricon.co.jp/news/2042133/full/ 2014年10月1日閲覧。 
    12. ^ “【オリコン】浜田省吾、史上初の60代で2週連続アルバム首位”. ORICON STYLE (オリコン). (2015年5月12日). http://www.oricon.co.jp/news/2052676/full/ 2015年6月9日閲覧。 
    13. ^ “『第56回レコード大賞』サザン、三代目JSBらがノミネート”. ORICON STYLE (オリコン). (2014年11月20日). http://www.oricon.co.jp/news/2044796/full/ 2014年11月20日閲覧。 
    14. ^ a b 公式ページ ディーラーインタビュー(HMV編)
    15. ^ 【エンタがビタミン♪】桑田佳祐が選ぶ“2014年邦楽ベスト20”に異変。今年はアイドルの楽曲が入らず。2014年12月 29日
    16. ^ a b 沢田歩 (2014年9月5日). “(人生の贈りもの) シンガー・ソングライター 竹内まりや (5) いろんな入り口から聴いてほしい”. 朝日新聞(夕刊): p. 5 
    17. ^ 森朋之 (2014年9月9日). “竹内まりやの音楽にはなぜ普遍性があるのか 最新作『TRAD』をじっくりと聴く”. Real Sound. http://realsound.jp/2014/09/post-1264.html 2014年10月1日閲覧。 

    Warner Music Japan

    竹内まりや Official Site