Togetter
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URL | https://togetter.com/ |
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タイプ | キュレーションサービス[1] |
広告 | あり |
営利性 | 営利 |
設立日 | 2009年9月[2] |
現状 | 運営中 |
Togetter(トゥギャッター)は、Twitterのツイートを集めて公開できるウェブサービスである[1]。吉田俊明が開発し、彼が代表を務めるトゥギャッター株式会社(Togetter Inc.)が運営している[2][3]。
概要[編集]
Twitterに投稿された発言を任意の順序に並べ替えたり、取捨選択したりして公開することができるCGMサイトである[4]。
Twitterに投稿されたツイートをツイート主の同意なしに「引用」「まとめ」などと称して盗用するのは本来は違法だが、Twitterに投稿した人はそのコンテンツの利用をTwitter社に無償で許諾したものと「Twitterサービス利用規約」においてみなされ、またトゥギャッター社はTwitter社からTwitterに投稿されたツイートの利用許諾を得ているため[5]、トゥギャッターのユーザーがトゥギャッター社の履行補助者となる形で、トゥギャッターにおいてTwitterのツイートを合法的に引用してまとめることが出来る。ただし、ツイートの著作権はツイートを行った人の物であり、まとめた人が著作権を行使することが出来ない。また、まとめのコメントなど「まとめ」自体に著作権が発生する場合は、トゥギャッターのユーザーがトゥギャッター社に利用許諾を行った物とみなされるため、トゥギャッターがまとめの著作権の行使を行うことについて、まとめの作成者やコメント者が著作者人格権を行使することはできない。
吉田は2009年9月、ITイベントの様子を報告するため、イベントについてのTwitterの「つぶやき」(tweet、ツイート)をプレゼン資料に活用しようと考え、ドラッグ・アンド・ドロップでつぶやきを抜き出して、一覧表示できるツール作りを思い立ったという[2]。
Twitterで公開されているツイートをドラッグアンドドロップで選び、1画面にまとめて表示できる。文字の色を替えたり、時系列に並んでいるつぶやきの順序を入れ替えたりもできる。自分で投稿したツイートや他人のツイートから面白いものを抜き出す、イベントなどの実況報告を抜き出す、論争が起きた場合に各論者の立場をわかりやすくするなどの使い方がある[6]。
沿革[編集]
脚注[編集]
- ^ a b “トゥギャッター株式会社”. トゥギャッター株式会社. 2017年1月2日閲覧。
- ^ a b c d e f 岡田有花 (2010年4月19日). “大企業も使う個人サービス Twitterまとめ「Togetter」を作る人”. アイティメディア株式会社. 2012年5月23日閲覧。
- ^ a b 永沢茂 (2010年12月8日). “「Togetter」が海外進出、英語圏向けの「Chirpstory」公開 -INTERNET Watch Watch”. 株式会社インプレス. 2017年1月2日閲覧。
- ^ 藤井涼 (2013年6月14日). “Togetter創業者の新メディア「トゥギャッチ」--プロのライターが記事執筆 - CNET Japan”. 朝日インタラクティブ株式会社. 2017年1月2日閲覧。
- ^ 利用規約 - Togetter
- ^ 西村賢 (2010年2月19日). “日本発、Twitter関連の注目サービス Twitterの面白さが分からない!? そんな人にこそ「Togetter」!”. アイティメディア株式会社. 2012年5月23日閲覧。
- ^ 宮本真希 (2012年2月27日). “つぶやきメディアサミット2012:笑いあり、涙あり、ステマあり Twitterで生まれた数々のドラマをTogetterで追う”. アイティメディア株式会社. 2012年5月23日閲覧。
外部リンク[編集]
- Togetter
- Togetter (@togetter_jp) - Twitter
- トゥギャッター編集部 (@tg_editor) - Twitter
- トゥギャッター株式会社
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