Turntable (アルバム)

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Turntable
竹内まりやベスト・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル MOONWARNER MUSIC JAPAN
WPCL-13077/79
プロデュース 竹内まりや
山下達郎
チャート最高順位
  • 1位(オリコン
  • 2019年11月度月間48位(オリコン)
  • 2019年度年間16位(オリコン)
  • 登場回数36週(オリコン)
竹内まりや アルバム 年表
REQUEST
-30th Anniversary Edition-

(2017年)
Turntable
(2019年)
EANコード
JAN 4943674298549, ASIN B07RM5Y5VX(通常盤)
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Turntable』(ターンテーブル)は、2019年9月4日 (2019-09-04)MOON RECORDSワーナーミュージック・ジャパン)から発売された竹内まりやの通算4枚目のベスト・アルバム

解説[編集]

竹内のデビュー40周年を記念して発売されたモア・ベスト&レアリティーズ&カバーズ。3枚組で、1枚ずつ違ったコンセプトを持っている。

ブックレットは2枚組で、竹内自身によるコメント『「Turntable」に寄せて』や曲目解説、山下達郎・竹内まりや夫妻と親交の深い音楽評論家萩原健太からの寄稿文『ターンテーブルが描くすてきな連環(サークル)』が収載されている[2]

2019年9月23日付けのオリコン・アルバムウィークリーチャートにて登場2週目で1位を記録。昭和、平成での1位獲得と併せ、「昭和・平成・令和、3時代で1位を獲得した初の女性アーティスト」となった。また64歳6ヶ月での首位達成は2018年4月23日付に松任谷由実が『ユーミンからの、恋のうた。』で1位を獲得した際の64歳3ヶ月を上回り、「女性最年長1位獲得アーティスト」になった[3]。その後36週に渡ってチャートインし、2019年度年間16位を記録した。

プロモーション[編集]

アルバム発売を記念して、かつて竹内が「MajiでKoiする5秒前」を提供した広末涼子を主演に迎えたショートムービー全3話が公開された[4]

毎年恒例となっている『山下達郎のサンデー・ソングブック』で竹内をゲストに迎えての「納涼夫婦放談」は例年より1週拡大して放送され、8月18日はDISC 1、25日はDISC 2、9月1日はDISC 3と3週に渡ってアルバムの特集が組まれた[5]。また8月25日には山下達郎がDISC 2の収録曲をエディットした「Tatsuro Yamashita's Master Edit Turntable Disc 2」がオンエアされ、後にYouTubeでオンエアされなかったDISC 1のマスター・エディット「Tatsuro Yamashita's Master Edit Turntable Disc 1」と併せて公開された[6]

収録曲[編集]

DISC 1 (More Expressions)[編集]

2008年リリースのベストアルバム『Expressions』に入らなかった楽曲を11枚のオリジナルアルバムから厳選収録したモア・ベスト。

  1. すてきなヒットソング – (3:51)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:告井延隆
    デビューアルバム『BEGINNING』から収録。竹内が初めて作詞作曲した楽曲で、幼い頃から大好きだったポップスに寄せる思いをテーマにした愛着のある作品。演奏を手掛けたセンチメンタル・シティ・ロマンスと箱根のロックウェル・スタジオで合宿レコーディングした思い出が蘇ってくるという[2]
  2. オン・ザ・ユニヴァーシティ・ストリート  – (2:27)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:細井豊BAND / ホーン編曲:杉真理
    2ndアルバム『UNIVERSITY STREET』から収録。2ndアルバムのコンセプト「大学生活」にちなんで書いたこの曲は、編曲の細井豊に頼んでビートルズ風にしてもらった。最後の会話の相手は友人のアン・ルイス[2]
  3. 待っているわ  – (3:37)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:Gene Page
    3rdアルバム『LOVE SONGS』から収録。遊び上手な男性に振り回される女性が主人公の曲になっている。ラス・カンケルリーランド・スカラーといった一流ミュージシャンに自分の曲を演奏してもらえることに感激もひとしおだったという[2]
  4. 二人のバカンス  – (4:14)[1]
    作詞:竹内まりや / 作曲・編曲:林哲司
    4thアルバム『Miss M』から収録。林哲司との初の共作。AOR感の漂うアレンジと明るいメロディからひらめいたのは、飛行機が空に飛んでいくイメージだった。竹内自身は直前に喉を壊して入院していたこともあり、「どこか遠くに逃げたかったのかな?」と当時の心境を回想している[2]
  5. Sweetest Music  – (3:11)[1]
    作詞:David Lasley / 作曲:Peter Allen / リズム編曲:Jay GraydonDavid Foster / ストリングス&ホーン編曲:Greg Mathieson / コーラスアレンジ:Bill Champlin
    4thアルバム『Miss M』から収録。ピーター・アレン作曲のダンサブルなナンバー。演奏メンバーもデヴィッド・フォスター、ジェイ・グレイドン、ジェフ・ポーカロスティーヴ・ルカサー…という贅沢さで、人間的にも最高のメンバーだった[2]
  6. Natalie  – (3:51)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:告井延隆
    5thアルバム『PORTRAIT』から収録。歌詞は夢を叶えるためにLAにやってきた主人公は富も名声も手に入れたけど、それと引き替えに自分の中の大切な何かを失ってしまった…という内容で、芸能活動に疲弊していた頃で自問自答するかのように歌っていたという[2]
  7. アンフィシアターの夜  – (3:36)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎 / ホーン編曲:椎名和夫
    6thアルバム『VARIETY』から収録。LAのユニバーサル・アンフィシアターで観たキンクスのステージを思い浮かべて書いたもので、今でも竹内のライブ定番曲になっている。故・青山純が叩く8ビートの安定感と重量感がとても好きな1曲だという[2]
  8. OH NO, OH YES!  – (5:13)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎
    7thアルバム『REQUEST』から収録。中森明菜のアルバム『CRIMSON』への提供曲のセルフカバーで、アーバンな曲調と舞台設定を意図して作った作品[2]
  9. 時空の旅人  – (4:25)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎
    7thアルバム『REQUEST』から収録。1986年公開の同名映画の主題歌。元々は「Good-bye」という別曲だったものを、映画のテーマに合わせて歌を入れ直した[注 1][2]
  10. 夢の続き  – (5:18)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎
    7thアルバム『REQUEST』から収録。東宝映画『ハワイアン・ドリーム』主題歌で、1987年当時芝浦にあったスマイル・ガレージで徹夜して録音された[2]。1989年にシングルカットされた際にリミックスされているが、本作にもその89年ミックスを収録。
  11. After Years  – (3:31)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎
    8thアルバム『Quiet Life』から収録。「」のカップリングとしてリリースした朝日放送素敵にドキュメント』エンディングテーマだった。山下達郎による小粋なアレンジがお気に入りで、子育てに追われていたこの時期に描いた楽曲は、実生活とはかけ離れたものが多いという[2]
  12. 明日の私  – (4:52)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎
    オリジナルアルバム未収録のシングル曲。前回のベスト『Expressions』で収録から漏れてしまったため、ようやくの復活となった。
  13. 幸せの探し方  – (3:51)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎 / フランス語詞:寺尾次郎
    8thアルバム『Quiet Life』から収録。この曲のように、身の回りにあるささやかで小さな幸せを探すのは、子供時代からの竹内の趣味だという。フランス語の歌詞を入れてみたいと、元シュガー・ベイブのベーシスト、故・寺尾次郎に頼み、発音指導までしてもらったのがこの曲の思い出になっている[2]
  14. ノスタルジア  – (4:47)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎 / ストリングス&アルトフルート編曲:服部克久
    9thアルバム『Bon Appetit!』から収録。テレビ朝日系ドラマ『はみだし刑事情熱系』エンディング・テーマで、実らぬ初恋へのやるせない思いをテーマにしたマイナー・ボサノバ[2]
  15. シンクロニシティ (素敵な偶然)  – (5:13)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎 & センチメンタル・シティ・ロマンス
    10thアルバム『Denim』から収録。センチメンタル・シティ・ロマンスと久しぶりのレコーディングで、MVも彼らと一緒に楽しく撮影した[2]
  16. 静かな伝説  – (4:59)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎
    11thアルバム『TRAD』から収録。フジテレビ系『ワンダフルライフ』のテーマ曲。ソチの浅田真央の演技に感動した直後に書き下ろされた。デビュー年が同じサザンオールスターズ桑田佳祐原由子と共に夫婦4人でコーラスをレコーディングした[2]
  17. いのちの歌  – (4:42)[1]
    作詞:Miyabi (竹内まりや) / 作曲・編曲:村松崇継
    11thアルバム『TRAD』から収録。茉奈 佳奈に「Miyabi」名義で詞提供した楽曲のセルフカバー。日々生きる中で、自分が一番大切にしたい気持ちを表した作品[2]

DISC 2 (Mariya's Rarities)[編集]

山下達郎『RARITIES』の竹内まりや版とも言うべき内容で、アルバム未収録のカップリング曲やレア音源を収録したレア音源集。岡田有希子への提供曲「ファースト・デイト」、「'恋、はじめまして」、「憧れ」の初セルフカバーなど、新たに録音された音源も収録されている。

  1. 戻っておいで・私の時間 (2011 Ver.)  – (3:38)[1]
    作詞:安井かずみ / 作曲:加藤和彦 / 編曲:服部克久
    伊勢丹のCMソングだったデビュー曲を創業125周年に合わせてリアレンジし33年ぶりに歌い直したバージョン[2]
  2. 悲しきハート  – (2:48)[1]
    作詞・作曲:John Francis Schroeder・Mike Hawker / 編曲:山下達郎 / 日本語詞:みナみカズみ
    カバー・アルバム『Longtime Favorites』録音時に歌入れした楽曲だったが、収録曲数の関係でやむなくお蔵入りしていた[2]
  3. 悲しきあしおと (On The Street Ver.)  – (2:31)[1]
    作詞・作曲:Hank Hunter・Barry Mann / 編曲:山下達郎 / 日本語詞:みナみカズみ
    Longtime Favorites』収録曲の別バージョン。竹内の子供時代の愛唱歌で、山下達郎にドゥーワップ・コーラスをつけてもらった[2]
  4. 君のために  – (3:40)[1]
    作詞:岩谷時子 / 作曲:弾厚作 / 編曲:服部克久
    加山雄三のカバー。以前から加山の曲は大好きで、2015年の岩谷時子賞の時に歌い、さらに加山の80才のサプライズ誕生パーティーで本人の前で歌わせてもらい感激したという。間奏の台詞も宝塚男役の気分で入れたという[2]
  5. Hey! Baby  – (3:48)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎
    1989年発売のシングル『シングル・アゲイン』のB面。森下恵理のアルバム『ボーイ・フレンド』への提供曲のセルフカバー。ベース以外の全ての楽器は山下達郎が演奏している[2]
  6. 夜景  – (4:04)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎
    1986年発売のシングル『恋の嵐』のB面。『VARIETY』用に録音していたが収録されず、1986年に正式に発表された。この類のマイナー・ボサノバを歌うときは声を張らずに、普段よりもグッと力を落として歌うよう心がけているという[2]
  7. 約束  – (3:54)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎
    1994年発売のシングル『純愛ラプソディ』のカップリング。中森明菜のアルバム『CRIMSON』への提供曲のセルフカバー。昔の恋人に電話をかける女性が主人公で「未練心」をテーマにしている[2]
  8. ミラクル・ラブ  – (4:15)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎
    1992年発売のシングル『マンハッタン・キス』のカップリング。牧瀬里穂への提供曲のセルフカバー。難波弘之の躍動感あふれるピアノと山下達郎のギター・カッティングが気に入っているという。2019年にAbemaTVドラマ『1ページの恋』主題歌に起用されている[2]
  9. 真冬のデイト  – (3:40)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎
    1995年発売のシングル『今夜はHearty Party』のカップリング。森下恵理のアルバム『ボーイ・フレンド』への提供曲のセルフカバー。高校時代留学していたイリノイ州の田舎町で郊外にある天然のスケートリンクに出かけた冬の日の情景を思い浮かべながら書いたという[2]
  10. トライアングル  – (3:21)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:山下達郎
    1994年発売のシングル『明日の私』のカップリング。薬師丸ひろ子のアルバム『古今集』への提供曲へのセルフカバー。ピーター・ポール&マリー風のコーラスは山下達郎と2人で入れた。編曲家として彼の引き出しの多さが窺える1曲だという[2]
  11. ファースト・デイト  – (2:53)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:増田武史 / オリジナル編曲:萩田光雄
    以下の3曲は岡田有希子への提供曲のセルフカバー。竹内が最も多く楽曲提供したアイドルでもあり、そのぶん思い入れも深い存在だった[2]
  12. 恋、はじめまして  – (3:36)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:増田武史 / オリジナル編曲:萩田光雄
    原曲にあった英語タイトル「Dreaming Girl」は省かれている。岡田有希子の曲をセルフカバーするにあたり、編曲は限りなくオリジナルに近くしたいとアレンジャーの増田武史に伝え叶えてもらった。この曲で岡田は1984年最優秀新人賞を獲得した[2]
  13. 憧れ  – (2:57)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:鈴木俊介 / オリジナル編曲:萩田光雄
    岡田有希子への提供曲の中で最初に作ったのがこの曲だった。編曲家の萩田光雄もディレクターの渡辺有三慶應義塾大学の先輩で、スタジオの中はいつも楽しい空気と笑いに満ちていたことを思い出すという[2]
  14. 夏のイントロ  – (4:20)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:鈴木俊介
    福永恵規への提供曲のセルフカバー。2013年のコンピレーションアルバム『Mariya's Songbook』にはデモ・バージョンを収録していたが、今回は新たに鈴木俊介にオケ作りを依頼し歌い直した正式にレコーディングされたものになっている[2]
  15. アップル・パップル・プリンセス (2008 Ver.)  – (2:27)[1]
    作詞:柴田陽平 / 作曲:加瀬邦彦 / 編曲:大村憲司
    「NATALIE」のカップリング曲。竹内にしては珍しいテクノポップ・ソング。今回で初めてアルバム収録となった。「花のRCAシスターズ」と呼ばれた大貫妙子EPO・竹内まりやの3人でコーラスを歌っている[2]。なお「2008 Ver.」とあるがリマスター年度のことで、収録されているのはオリジナル・バージョンである。
  16. MajiでKoiする5秒前  – (4:23)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:藤井丈司 / ストリングス編曲:服部隆之
    広末涼子への提供曲のセルフカバー。ライナーノーツでは当時あどけない高校生だった広末が名実ともに大女優になり、今回のWeb用ショート・ムービーで大人の演技を見せてくれたことを感慨深げに書いている[2]
  17. 声だけ聞かせて  – (4:27)[1]
    作詞・作曲:竹内まりや / 編曲:増田武史
    松田聖子への提供曲のセルフカバー。2014年の松田のシングル「特別な恋人」のカップリング用に作詞作曲し、明るい曲だけでなく哀愁あるメロディも彼女には合うと思い書かれた[2]
  18. シャンプー  – (3:58)[1]
    作詞:康珍化 / 作曲:山下達郎
    アン・ルイスのカバー。山下達郎プロデュースによるアルバムの中でもお気に入りだったためカバーしたくなり、ラジオ・オンエア用に難波弘之と伊藤広規の伴奏のみで歌ったもの[2]
  19. You & Night & Whisky 〜ウイスキーが、お好きでしょ (English Ver.)  – (4:09)[1]
    作詞:星野操 / 作曲:杉真理 / 編曲:服部克久
    「ウイスキーが、お好きでしょ」の英語バージョン。服部克久によるオーケストレーションが加えられている。英語詞を手掛けた星野操は竹内が幼少の頃よく聴いていたというスリー・グレイセスのメンバーの1人[2]
  20. Where The Boys Are 〜ボーイ・ハント (English Ver.)  – (2:44)[1]
    作詞・作曲:Howard GreenfieldNeil Sedaka / 編曲:山下達郎 / ストリングス&ティンパニ編曲:服部克久
    カバー・アルバム『Longtime Favorites』に日本語詞のバージョンで収録していた曲で、英語バージョンの正式なアルバム収録は初めてとなる。ニール・セダカ作曲、コニー・フランシス歌唱のこの曲は、竹内にとって歌と洋楽に目覚めた原点ともいうべきものだという[2]

DISC 3 (Premium Covers)[編集]

以前から要望の多かったとされる『山下達郎のサンデー・ソングブック』でお馴染みのコーナー「まりやの課外活動」の初CD化をはじめ、「Baby Mine」の英語版や山下達郎とのデュエットソングも収録したカバー集。

  1. Baby Mine (English Ver.)  – (3:23)[1]
    作詞:Ned Washington / 作曲:Frank Churchill / 編曲:Anders Dannvik
    ディズニー映画『ダンボ』挿入歌のカバーで、実写映画版『ダンボ』主題歌の英語バージョン。竹内の娘が幼い頃よく一緒に観たディズニー・アニメが『ダンボ』だった。母親象のジャンボがこの歌を歌うシーンで決まって涙したという[2]
  2. No Reply  – (2:18)[1]
    作詞・作曲:John LennonPaul McCartney
    「This Boy」まではビートルズのカバー。『サンデー・ソングブック』夫婦放談でのカラオケ・コーナーが発展し、いつの間にかBOXと一緒にやるビートルズのカバーがどんどん増えていったという[2]
  3. Tell Me Why  – (2:09)[1]
    作詞・作曲:John Lennon・Paul McCartney
    BOXの演奏とコーラスの完コピ度の高さには毎回驚かされ、この曲でも島村英二の最初のドラム・フィルはリンゴ・スターじゃないかと思ったという。コーラスは杉真理ポール・マッカートニー役、松尾清憲ジョージ・ハリスン役でハモっている[2]
  4. Devil In Her Heart  – (2:29)[1]
    作詞・作曲:Richard Brian Drapkin
    珍しくジョージがリード・ボーカルをとったこの曲はビートルズのモータウン好きが出ており、彼の歌声にピッタリだという。1991年にジョージが来日した時に一緒に撮ってもらった2ショットは今でも大事な宝物になっている[2]
  5. If I Fell  – (2:21)[1]
    作詞・作曲:John Lennon・Paul McCartney
    歌い出しの松尾の声がどことなくジョン・レノンに似ていると感じたそうである。実際に歌ってみると意外に難しい曲で、ジョンの作曲能力の高さやポールのボーカルのうまさを再認識することになった[2]
  6. I'm Happy Just To Dance With You  – (1:58)[1]
    作詞・作曲:John Lennon・Paul McCartney
    BOXとビートルズ・カバーをやる際の鉄則として「必ず原曲キーで演奏し歌う」というものがある。この曲は女性の自分が歌うにはちょっと低すぎるが、やはり原曲キーでなければビートルズ的ニュアンスは出せないという[2]
  7. Drive My Car  – (2:30)[1]
    作詞・作曲:John Lennon・Paul McCartney
    初期作品からのカバーが多かったので中期『ラバー・ソウル』あたりからもと選曲された。助っ人として時々参加してくれる小泉信彦のピアノもユニットにとっては大事な存在だという[2]
  8. Nowhere Man  – (2:45)[1]
    作詞・作曲:John Lennon・Paul McCartney
    原曲のリード・ボーカルはジョンで、竹内はそれぞれの曲に合わせてボーカルのニュアンスをちょっとずつ変えるように努めているそうだが、ここではなんとなくジョン寄り歌唱と発音を心がけたそうである[2]
  9. The Night Before  – (2:35)[1]
    作詞・作曲:John Lennon・Paul McCartney
    こちらはポールのリード・ボーカルで、本来の自分の音域に近いキーだという。竹内は、「もし中学生の私がこうしてビートルズの楽曲をレコーディングしている60代の私の姿を見たら、きっと腰を抜かして驚くことでしょうね。何という幸せ。」と述べている[2]
  10. You're Going To Lose That Girl  – (2:19)[1]
    作詞・作曲:John Lennon・Paul McCartney
    映画『ヘルプ!4人はアイドル』で観たこの曲の録音風景が竹内の人生を決定的に変えたと言っても過言ではないという。ボンゴを叩いているのはミキサーで元ドラマーの飯野芳史。
  11. One After 909  – (2:49)[1]
    作詞・作曲:John Lennon・Paul McCartney
    この曲がBOXとの最も直近のレコーディング曲だという。オリジナルで最後にジョンが歌う「ロンドンデリーの歌」は割愛している[2]
  12. Your Mother Should Know  – (2:29)[1]
    作詞・作曲:John Lennon・Paul McCartney
    マジカル・ミステリー・ツアー』からのチョイス。小室和之の奏でるヘフナー・ベースはモロにポールだと絶賛している[2]
  13. This Boy  – (2:29)[1]
    作詞・作曲:John Lennon・Paul McCartney
    竹内が最も愛する初期ナンバーの一つ。ポールを杉、ジョージを松尾、一番低いジョンのパートを竹内が担当している[2]
  14. Fly Me To The Moon (In Other Words)  – (2:47)[1]
    作詞・作曲:Bart Howard / 編曲:松木恒秀
    山下達郎と竹内を可愛がってくれた松木恒秀と1995年に六本木ピット・インのライブで一緒にやった思い出の曲。レコーディング時すでに松木は闘病中だったが、力強いガットギターを弾いている[2]
  15. Scotch And Soda  – (3:38)[1]
    作詞・作曲:Dave Guard / 編曲:野力奏一
    「サンソン」で洋楽カバーを始めた当初はレーザー・カラオケの音源が中心だったが、せっかくならちゃんと作りたいと、スタジオで録音するようになったのが「課外活動」のはじまりだった。この曲は10年以上前のセッションになるという[2]
  16. Cry Me A River  – (3:32)[1]
    作詞・作曲:Authur Hamilton / 編曲:松木恒秀
    結婚を機に休業していた頃は、レコード棚にあるジュリー・ロンドンのアルバムを毎晩よく聴いていたという[2]
  17. (I Love You) For Sentimental Reasons  – (3:04)[1]
    作詞・作曲:Deek Watson・William Best Bounds III / 編曲:松木恒秀
    この曲が松木との最後のセッションになった。コーラスも松木で、自分でコーラスを入れたいと歌ってくれたという。遺言通り、山下達郎が低音パートを被せたメモリアル作品となっている[2]
  18. Out Of The Blue  – (3:21)[1]
    作詞・作曲:Robbie Robertson
    70年代で最も好きだった音楽はザ・バンドだった。本来リチャード・マニュエルが歌うはずだったが録音当日にスタジオに現れず、ロビー・ロバートソンが歌う羽目になったというエピソードがある[2]
  19. Don't It Make My Brown Eyes Blue ~瞳のささやき  – (3:34)[1]
    作詞・作曲:Richard C Leigh / 編曲:佐橋佳幸
    アレンジャーとしても知られる佐橋佳幸に編曲をお願いし、達郎バンドのメンバーにも手伝ってもらった[2]
  20. Tequila Sunrise  – (2:54)[1]
    作詞・作曲:Don HenleyGlenn Frey / 編曲:センチメンタル・シティ・ロマンス
    2016年に久しぶりにセンチメンタル・シティ・ロマンスとセッションした時の音源。日本で70年代のウエスト・コースト・サウンドをやらせたら彼らの右に出る者はいないという。アルバム発売当時から2020年5月現在も療養中の中野督夫へのお見舞いの言葉も添えられている[2]
  21. Southbound Train  – (3:55)[1]
    作詞・作曲:Graham Nash / 編曲:センチメンタル・シティ・ロマンス
    これもセンチメンタル・シティ・ロマンスとセッションした時の音源。1995年に招待されたグラミー賞のパーティーでクロスビー・スティルス&ナッシュと遭遇し、この楽曲の話で盛り上がったという[2]
  22. Musician (It's Not An Easy Life)  – (5:13)[1]
    作詞・作曲:Brent Mydland
    ミュージシャンになるとは思いもしなかった頃からの竹内の愛唱歌。難波弘之が全てのシンセを弾いている[2]
  23. Comment Te Dire Adieu ~さよならを教えて  – (2:26)[1]
    作詞・作曲:Jack Gold・Arnold Goland / 編曲:牧戸太郎
    フレンチポップスのカバー。フランソワーズ・アルディセルジュ・ゲンズブールの歌詞で歌った1968年のヒット曲で、アレンジは「今日の思い」やの「復活LOVE」のストリングスアレンジをしてくれた牧戸太郎にお願いしている[2]
  24. Che Vuole Questa Musica Stasera ~ガラスの部屋  – (3:38)[1]
    作詞・作曲:GAETANO AMENDOLA・ROBERTO MUROLO・EZIO LEONI / 編曲:牧戸太郎
    お笑い芸人のヒロシがネタのBGMに使用したことでも知られる70年代のカンツォーネ。同名の映画を観に行ったが、映画の内容より主題歌が印象に残ったという。今回竹内のキャラクター「まりやちゃん」を描いてくれた漫画家のヤマザキマリにイタリア語指導をしてもらった[2]
  25. For Your Love  – (2:31)[1]
    作詞・作曲:Ed Townsend / 編曲:山下達郎
    山下達郎とのデュエット。山下とのデュエットは元々披露宴用の出し物とか『サンデー・ソングブック』のためにホーム・レコーディングしたのが始まりで、この曲も随分前の1本のマイクで一発録りした音源だという[2]

クレジット[編集]

スタッフ[編集]

Produced by 竹内まりや & 山下達郎
 
Executive Producer : 小杉理宇造
 
Mixing Engineer : 中村辰也, 飯尾芳史, 佐藤康夫, 益本憲之, 吉田 保, 沖津 徹, 田中信一
Mastering Engineer : 菊地 功 at Warner Music Mastering
Session-Co-ordinator : 横尾 隆 (FACE MUSIC)
 
Artist Management : 佐藤克典, 新村昌子, 藤野浩充 (Smile Company)
Management Secretary : 大野美幸, 上住 満,山本佳名子 (Smile Company)
Management Assistant : 染谷 蓮 (Smile Company)
 
A&R : 井上精一, 青木 淳 (WMJ)
A&R Secretary : 宮本真奈美, 小島 杏 (WMJ)
A&R in Chief : 阿木慎太郎 (WMJ)
40th Anniversary Project Leaders (WMJ) : 横瀬 忍, 小原典子
Media Promotion (WMJ) :
  • 関光志, 彦坂奈緒, 岩下裕彬, 高瀬紗和子, 市川真次, 荒金慎一, 北真由美, 石井裕和,
  • 大橋俊介, 加藤妙子, 鈴木はるか, 加藤千晶, 関田絵里乃, 福島潤, 濱田梨佐
Media Promotion (Smile Company) : 水落賢二, 飯沼美奈子
Area Promotion (WMJ) : 板垣洋二, 二郷絵美, 笹尾和弘, 岡崎慎吾, 石井律子, 船津 勝
Digital & Web Promotion (WMJ) : 栗田慎太郎, 高見直樹
Sales Promotion (WMJ) : 神田史朗, 横沢安彦
 
Art Direction & Design : THROUGH
Photographer : 鶴田直樹 (カウンタック)
Stylist : 斎藤伸子
Hair : 松浦美穂 (TWIGGY)
Make-Up : COCO (関川事務所)
Object Work : 柳町建夫, Stripe
Product Co-ordination : 松山斎 (WMJ), 島村文彦
 
Superviser : 黒岩利之 (Smile Company)
 
 
桑田佳祐, 原由子 by the courtesy of TAISHITA/Speedstar Records/Victor Entertainment
三倉茉奈, 三倉佳奈 by the courtesy of Universal Music LLC
 
Disc 1 Track1-6, Track15 Licensed by Sony Music Labels Inc.
Disc 1 Track7-11 Licensed by Smile Publishers Inc.
Disc 1 Track12-17, Disc 2 Track1-14, Disc 3 Track2-25 Licensed by TENDERBERRY & HARVEST INC.
Disc 3 Track1 Licensed by Walt Disney Records

リリース日一覧[編集]

地域 リリース日 レーベル 規格 カタログ番号 備考
日本 2019年9月4日 (2019-09-04) MOONWARNER MUSIC JAPAN 3CD WPCL-13077/79 初回プレス豪華仕様盤。ヤマザキマリによる描き下ろしイラストによる別冊「まりやちゃん Special Book」付属の三方背BOX仕様。
通常盤。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ オリジナルの「Good-bye」は『REQUEST』の30th Anniversary Editionにボーナス・トラックとして収録

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk 竹内まりや/Turntable”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社. 2020年5月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi (2019年) 竹内まりや『Turntable』のアルバム・ノーツ [Booklet]. MOONWARNER MUSIC JAPAN (WPCL-13077/79).
  3. ^ 竹内まりや、女性アーティスト初快挙となる「昭和・平成・令和」3時代での1位獲得。「女性最年長1位獲得アーティスト」に”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社 (2019年9月17日). 2020年5月20日閲覧。
  4. ^ 広末涼子主演のショートムービー3週連続で公開決定! アルバム音源の試聴も開始!”. 竹内まりや 40th特設サイト. Smile Company Ltd. (2019年8月21日). 2020年5月20日閲覧。
  5. ^ 毎年恒例「納涼夫婦放談」にゲスト出演!”. 竹内まりや 40th特設サイト. Smile Company Ltd. (2019年8月16日). 2020年5月20日閲覧。
  6. ^ ショートムービー第二弾、公開! DISC2の試聴も開始! 山下達郎制作の「Turntable」マスター・エディットDisc1、2も公開!”. 竹内まりや 40th特設サイト. Smile Company Ltd. (2019年8月28日). 2020年5月20日閲覧。

商品詳細[編集]

Warner Music Japan

竹内まりや Official Web Site

竹内まりや 40th特設サイト