WOLF RPGエディター

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WOLF RPGエディター
作者 SmokingWOLF
開発元 SilverSecond
初版 2008年3月13日(11年前) (2008-03-13
最新版 2.24 / 2018年6月22日(13か月前) (2018-06-22
プログラミング言語 Visual C++
対応OS Windows
使用エンジン DXライブラリ
プラットフォーム OS:Windows 10/8/7/Vista/XP/2000
CPU:1GHz
メモリ:128MB
ランタイム:DirectX 11/9.0
対応言語 日本語英語
サポート状況 開発中
種別 RPG制作ツール
ライセンス フリーウェア
公式サイト WOLF RPGエディター 公式ページ
テンプレートを表示

WOLF RPGエディター』(ウルフ RPGエディター)とは、SmokingWOLFが開発したRPG制作ツール(ゲームエンジン)である。略称は『ウディタ』。フリーウェアとして公開されており、無償で利用できる。組み方次第ではアクションゲームシューティングゲームシミュレーションロールプレイングゲームなども制作可能[1]

概要[編集]

オリジナルのRPGが制作できるツールである。サンプルデータが同梱しており、そのデータを利用したRPGはすぐに作り始めることができる。作成したゲームは配布することができる。

元々はシステム自作を前提として作られたツールであり、戦闘やメニュー画面などの基本システムを一から作成することができる。

経緯[編集]

2007年8月28日に機能テスト用Ver0.70が公開され、2008年3月13日に正式版Ver1.00が公開された。公開後は、機能追加やバグ修正といったバージョンアップが随時行われている。

2009年からはSmokingWOLFによってWOLF RPGエディターコンテスト、通称ウディコンが年一回開催されている。

また、大幅にシステムが更新されたVer2.00正式版が2011年10月27日に公開された。

2011年11月16日にはガイドブック「WOLF RPGエディターではじめるゲーム制作」が発売された[2]

2013年8月9日にはVer2.10正式版が公開された。新たにダウンロード機能が追加され、動作指定のコマンドの追加、変数やデータベース等のデータ取得方法の追加のほか、Ver2.00系列における動作改善や不具合の修正がされた。また、描画関係の仕様の変更に伴い、最新バージョンと前バージョンの2.02aの2種類の挙動が選択できるようになった(標準で最新バージョンの挙動となっている)。

2017年3月22日にはVer2.20正式版が公開された。HD画面に対応[3]し、これまでの4:3に加えて16:9のアスペクト比、最大で1280x960や1280x720の画面解像度を選択可能になった。またゲーム画面サイズとタイルサイズを個別に指定可能になり、多数の不具合改善ならびに機能追加もなされた。2018年6月1日に公開されたVer2.22でDirectX 11に対応し、処理速度と安定性が向上した。

バージョン比較
バージョン 1.00 2.00 2.10 2.20
公開日 2008年3月13日 2011年10月27日 2013年8月9日 2017年3月22日
最大画面解像度 640x480 800x600 800x600 1280x960, 1280x720
ワイド画面対応 × × ×
ダウンロード機能 × ×

特徴[編集]

  • 見下ろし型2DRPG作成に必要なシステムがサンプルデータとして搭載されている。
  • 開発環境及びゲームはインストールが不要である。圧縮されたデータを解凍することで使用できる。
  • グラフィック合成器が同梱されており、キャラチップを作成できる。
  • 作成したゲームは有料無料問わず自由に配布できる。
  • 作成したゲームの中身は暗号化できる。
  • 音楽のファイル形式はMIDIMP3WAVOGGが利用できる。
  • 画像のファイル形式はBMPPNGJPEGが利用できる。
  • 解像度は640x480か320x240のほか、Ver2.00から800x600にも対応[4]。Ver2.20から1280x720や1280x960などにも対応。
  • アスペクト比は4:3サイズと16:9サイズから選択可能。
  • キャラクターは8方向移動か4方向移動のいずれかが選択できる。
  • マウスやゲームパッドの操作に対応している。
  • フォントは最大4種類が設定できる。
  • AquesTalkを使用して合成音声が再生できるが、音声合成のDLLのライセンスが有料化したため、バージョン2.00からDLLの同梱は中止した[4]。以前に同梱されていたDLLを用いて動作はするが、今後はサポートされない。
  • ハードウェアアクセラレーションに対応し、CPUに負荷をかけない高速描画が可能。
  • 日本語版の他に有志翻訳による英語版が存在する。

サンプルゲーム[編集]

主人公ウルファールがWOLF RPGエディターを手に入れるために冒険するRPGである。街の人は機能の紹介をしてくれる。条件を満たすとエディと夕一が仲間に加わる。

受賞歴[編集]

  • 2008年 2008年窓の杜大賞銀賞受賞
  • 2010年 「Vector Award」 Windows7アプリケーションアワードグランプリ受賞
  • 2010年 「Vector Award」 総合3位、部門賞「ゲーム・ノベル部門」受賞
  • 2010年 「Vector 人気投票2010」 総合3位、部門賞「ゲーム・ノベル部門」受賞
  • 2011年 「Vector 人気投票2011」 準グランプリ受賞
  • 2012年 「Vector 人気投票2012」 特別賞受賞

脚注[編集]

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  1. ^ WOLF RPGエディター どんなゲームが作れるの? WOLF RPGエディター 2017年10月29日
  2. ^ シルフェイド開発日誌 ウディタ本、刊行!
  3. ^ 「WOLF RPGエディター」でワイド・HD画面のゲームを制作可能に。新バージョンv2.20が正式公開 窓の杜 2017年3月23日
  4. ^ a b WOLF RPGエディター 更新履歴

関連項目[編集]