Yet another shell

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
yash
作者 まじかんと[1]
開発元 https://osdn.net/projects/yash/(個人)
初版 2008年1月13日(11年前) (2008-01-13[2]
最新版 2.48[3] / 2018年12月22日(6か月前) (2018-12-22[3]
プログラミング言語 C言語 (C99: ISO/IEC 9899:1999, JIS X 3010:2003)
対応OS Unix
サイズ 約400 KiB
対応言語 日本語及び英語 (gettext)[4]
サポート状況 開発中
種別 Unixシェル
ライセンス GNU一般公衆利用許諾書第2版[5]
公式サイト https://yash.osdn.jp/
テンプレートを表示

yet another shell (yash) とはまじかんとが開発しているPOSIX準拠のUnixシェルである。

来歴[編集]

特徴[編集]

POSIX準拠
POSIX.1-2008 (IEEE Std 1003.1, 2016 Edition)への完全な準拠を謳っており[8],加えてPOSIXとの互換性を崩さない,対話及びシェルスクリプトへの利用に役立つ利便な拡張機能(後述)を提供している。
豊富で丁寧な文書
公式から,yashに関する文書が英語及び日本語で提供されている[9][10]。シェルの手引きに留まらず,詳細な挙動の説明や構文の形式的定義まで広く記述している。

POSIX規格に無い機能拡張[編集]

既定で解除されている「POSIX準拠モード」を有効にすることで,これらの拡張機能は利用できなくなる。「POSIX準拠モード」が無効にする機能の完全な一覧は公式文書の当該項目を参照のこと。

  • 命令列の補完 - 命令のオプションや非演算子を定義された規則に従って補完する[11]
  • 二重角括弧命令 - GNU BashZsh[[...]]機能と類似した,test命令の拡張[12]
  • 広域に亘る別名登録 - 命令列の最初の字句のみを置換する通常の別名登録とは異なり,命令列の全字句を登録した別名で置き換えられる[13]
  • 配列 - array組込命令などを用いて,配列を操作できる[14]
  • 拡張リダイレクト - TCPUDP通信[15]など。
  • 乱数 - C99rand()函数を利用した[16]擬似乱数を提供する[17]
  • 拡張チルダ展開 - ディレクトリ履歴などを参照できるチルダ展開機能[18]

脚註[編集]

出典[編集]

  1. ^ magicant (2019年6月29日). “メンバーリスト - Yet Another Shell” (日本語). OSDN. OSDN株式会社. 2019年6月29日閲覧。
  2. ^ a b magicant (2008年1月13日). “コミット: 187 - yash (svn)” (日本語). OSDN. OSDN株式会社. 2019年6月29日閲覧。
  3. ^ a b magicant (2018年12月22日). “リリース yash 2.48” (日本語). OSDN. OSDN株式会社. 2019年6月29日閲覧。
  4. ^ magicant (2018年12月16日). “yash - Revision 3992: /yash/trunk/po”. OSDN Subversion. OSDN株式会社. 2019年6月29日閲覧。
  5. ^ magicant (2008年3月7日). “GNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2, June 1991: /yash/trunk”. OSDN Subversion. OSDN株式会社. 2019年6月29日閲覧。
  6. ^ magicant (2007年11月28日). “コミット: 1 - yash (svn)” (日本語). OSDN. OSDN株式会社. 2019年6月29日閲覧。
  7. ^ magicant (2008年9月25日). “コミット: 767 - yash (svn)” (日本語). OSDN. OSDN株式会社. 2019年6月29日閲覧。
  8. ^ Magicant (2017年1月18日). “Yash: yet another shell - POSIX コマンドライン端末用シェル” (日本語). OSDNプロジェクトWeb. OSDN株式会社. 2019年6月29日閲覧。
  9. ^ 渡邊裕貴 (2018年12月22日). “Yet another shell (yash) manual” (英語). OSDNプロジェクトWeb. OSDN株式会社. 2019年6月29日閲覧。
  10. ^ 渡邊裕貴 (2018年12月22日). “Yet another shell (yash) マニュアル” (日本語). OSDNプロジェクトWeb. OSDN株式会社. 2019年6月29日閲覧。
  11. ^ 渡邊裕貴 (2018年12月2日). “コマンドライン補完 - 行編集” (日本語). OSDNプロジェクトWeb. OSDN株式会社. 2019年6月29日閲覧。
  12. ^ 渡邊裕貴 (2018年11月30日). “二重ブラケットコマンド - コマンドの文法” (日本語). OSDNプロジェクトWeb. OSDN株式会社. 2019年6月29日閲覧。
  13. ^ 渡邊裕貴 (2018年11月30日). “エイリアス - コマンドの文法” (日本語). OSDNプロジェクトWeb. OSDN株式会社. 2019年6月29日閲覧。
  14. ^ 渡邊裕貴 (2018年9月24日). “配列 - パラメータと変数” (日本語). OSDNプロジェクトWeb. OSDN株式会社. 2019年6月29日閲覧。
  15. ^ 渡邊裕貴 (2018年9月24日). “ソケットリダイレクト - リダイレクト” (日本語). OSDNプロジェクトWeb. OSDN株式会社. 2019年6月29日閲覧。
  16. ^ magicant (2019年2月10日). “variable.c: /yash/trunk”. OSDN Subversion. OSDN株式会社. 2019年6月29日閲覧。
  17. ^ 渡邊裕貴 (2018年9月24日). “シェルが使用する変数 - パラメータと変数” (日本語). OSDNプロジェクトWeb. OSDN株式会社. 2019年6月29日閲覧。
  18. ^ 渡邊裕貴 (2018年9月24日). “チルダ展開 - 単語の展開” (日本語). OSDNプロジェクトWeb. OSDN株式会社. 2019年6月29日閲覧。

関連項目[編集]